
そこで時々考えるのがレシピの著作権。
レシピの殆どはこの40年間にお友達から頂いたもの、お料理の本から書き出したもの、雑誌から切り抜いたもの、そしてほんの少しだけ自分の考え付いたもの。 つまり自分の本当のオリジナルは殆どありません。(笑) 40年も経つと、そのレシピもどなたから頂いたものか、どの雑誌からの切り抜きだったのか記憶に無いものが多いです。頂いた方の顔は浮かんでも名前が出てこない。(笑)
記憶にある限りレシピには参考にした、本の名前、頂いた方の名前を表示することにしています。作り方や材料がオリジナルのレシピとかなり違っても一応本の名前を「参考」として表示しています。私にはアメリカのお菓子は甘すぎるため、本に書かれてあるレシピのお砂糖を50%位減らして、バターやクリームチーズも控えた分量に変えて、載せています。 或いは、オンスをグラムに、カップをccにというように、単位を変えるだけで載せる事もあります。これは著作権の侵害になるのでしょうか。
最近日本からのお土産でちょっと話題になっている方が書いた手作りクッキーの本を頂きました。なんと中には私の英語の本にあるレシピと全く同じ材料で、殆ど同じ分量で載っているではありませんか。そこで思ったのですが、私の英語の本の著者もこの日本人料理研究家も、どこかの国が出版した原書みたいなものがあって、つまり、早く言えばculinary schoolで使う教科書みたいなもの、これを参考にしたのだと思うのです。もし著者達が数多くの教科書のような調理本を参考にレシピを作っているとなれば、どこから著作権というのが始まるのでしょうか。ルールを厳密にすると、この方たちもどこどこの本を参考にと書かなくてはなりませんよね。
退職して、暇だったので2年ほど前、近くのコミュニティーカレッジでWeb Site作りのインターンをした事があります。その時教授が、「他人の画像を使う時、オリジナルの画像を15%変えたら、著作権にひっかからない」とおっしゃったのです。これにはびっくりしました。 本当なのでしょうか。そうであればレシピも15%変えればOKということ?
レシピを載せるたびに、これは私のオリジナルではないという後ろめたさを感じずにはおられません。
コメント
コメント一覧 (6)
最近の日本ではしばしばTVで料理が玄人並みの腕前を持つ芸能人や、個性的なキャラクターの料理研究家を見かけることがあります。もちろんオリジナリティあふれる料理のレシピを記した本もたくさん出版しています。しかし彼らがもし明らかにレシピを盗作したのが明確である場合は日本ではメディアが一斉に取り上げるでしょう。しかしどこからどこまでが盗作であるのかの明確な線引きはありませんから、結局は裁判にゆだねるしかないのでは・・・。
そういえば昔、日本では調理師免許を持たない料理学校の名物教師がテレビ番組の料理コーナーに出演していたことがメディアに取り上げられていましたね。別に法律的には問題は無いのですが・・・。
今日もコメント有難うございます。
本当に最近は料理をつくる番組が増えましたね。「明確な線引き」は素人には判らなかったという事にして、今まで通り、載せて行きます。(笑)
YOUTUBE おもしろいのでオススメですw
(って ご存知かなw)
私は英語がわかんない人なので
翻訳サイトでハラハラしながら YOUTUBEの
使い方習得したんです〜 (^。^;)
YOUTUBE・・あの著作権はどうなんだろう・・
かなり謎ですが ブログに貼り付けちゃってます
レシピサイトって ”アメリカのデザート”
ってところですよね?
あとでゆっくり見させてもらいます♪
プロフのページ、ステキ〜
初めの記事から読ませていただいております。
とっても面白くて、すばらしいですね!!
ぼちぼち現在に追いついていきます^^
私も偶然あやこさんのコメントをみつけました。(笑)これって滅多にないことなんです。自分で過去ログを読むって。
3日ですからご返事が大分遅くなりましたけど、こちらこそ宜しくです。