息子の結婚が8月に決まりました。大学時代のお友達から紹介されてお付き合いが始まったのが2年前。相手の方はお料理が大好きで、写真が趣味。しかも写真は白黒。私と全く趣味が同じなのです。 息子にこんな可愛いくて優しいお嬢さんとご縁ができたのが私は嬉しくてたまりません。

娘の方はシャイな息子とは反対に、社交的で高校の時からボーイフレンドには困らないタイプでした。今は会社で会った方と3年間お付き合いが続いています。その方は5人兄弟の末っ子で、そのせいか、たくましく、ネズミの様な小心の娘にはぴったりだと思っています。

娘はボーイフレンドの家族と仲が良くて、お母さんと一緒にランチに行ったり、コーヒーを飲みに行ったりしているのですが、ごく最近、とても驚いた事がありました。

彼のお母さん:「ところで貴方のお兄さんにはガールフレンドがいるの?」
娘:「2年前から付き合っているガールフレンドいますよ。」
彼のお母さん:「仕事は何をしてるの?」
娘:「XX市のXX病院で薬剤師をしている人。」
彼のお母さん:「ひょっとしてその人の名前はGGって言う人?」
娘:(ここで娘は椅子から落っこちそうになる。)「エー!!どうして知ってるの??」

彼のお母さんと息子の婚約者のお母さんは子供の時から家も近くて小、中、高と同じ学校で大の親友同士だったのです。現在は住む市が違うのですが遠くても一年に一度は会っているとか。 こんな偶然ってあるものでしょうか。

私の父には男の子がなかったので、息子が孫の中で一番可愛かったようです。私は両親から離れてアメリカに嫁いだという負い目があったので、孫だけは毎年会わせてあげたいと思い、夏休みは必ず子供達を日本に行かせるか、両親をこちらによんでいました。日本行きは子供達が大学を卒業するまで続きました。 息子は就職してからも病床にあった父に何度か会いに来ました。

ガールフレンドになかなか出会えない息子に父が生前「そのうちいいお嫁さんを見つけてあげるよ」とよく言ったものです。その父が亡くなった半年後に息子と彼女は出会いました。息子の婚約者の家族と娘のボーイフレンドの家族と私達家族を見えない糸で父が繋いでくれたような気がします。 父はちゃんと約束を果たしてくれたのです。

私は孫を可愛がってくれた両親を思うといつも涙が出てしまいます。

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