今日は私の車にさようならしました。
さようならしたのは、フォードのMercury Sableのワゴン車、1994年産。 普通の人なら、「12年間も動いた車だから、よく乗ったね」と言うところでしょうが、私達夫婦から見たら、「まだ12年しか経ってないのに、もうくたばっちゃうの。」です。

というのはうちは新車を買ったら平均して20年は乗っています。今日さようならした車は3年前に理由あってお友達から安く買った中古車でした。 私達の経験から言うと、大体20年間乗ると、250,000キロは行きますね。(Googleのマイル変換を使って計算したんだけど、これ合ってんのかなあ)つまり、250,000キロまでは主人が出来る範囲の修理で乗れるわけです。

ところがこのMercury Sableときたら、まだ70,000キロしか走っていないのに、もう音を上げたんですよ。車屋さんに聞いたら、トランスミションを取り替えないと駄目だという。このメーカーのこのタイプの車のトランスミションは欠陥が多くて悪名高いらしい。 アメリカの車は作りが悪いとは思っていたけど、ここまで悪かったとはね。 燃焼率は高速走ってガソリン1リットルに5,7キロでした。これもひどいとずっと思っていたけど。

トランスミションの取替え代は3000ドル=30万円。買った値段と同じなのです。修理するのもばかばかしいし、車屋さんの方が、トランスミションを取り替えても、別の部分がどうせ悪くなるよ、というし、もうこのあたりでいいでしょう。

というわけで、今日はGoodwill(福祉)に車を寄付しました。Goodwillはこうして中古車を寄付で集めて、まとまった数の車を競売にかけます。今日来た方のお話では、私の車は10万円くらいで売れるらしい。つまり私達は福祉に10万円を寄付した事になり、ただで車の廃棄ができて、一石二鳥というわけでした。

もう絶対にアメリカの車なんていくら安くても買わないぞーっ!
Mercury Sable