私達は豆が大好き家族です。
一週間に一度は必ず食卓にのぼるのがチリ。肉と野菜でスープを作り、茹でておいた豆を何種類が入れて、メキシカン チリ パウダーや、クミンで味付けをするメキシコ料理です。それにコーンからできたMasaという粉をサラダ油と水と合わせて、平たく伸ばし、鉄のフライパンで空焼きする、トルティーアと一緒に食べます。

大豆もよく使います。大豆は大鍋で煮て、冷凍用袋に小分けして、コロッケに入れたり、スープに入れたり、ご飯と一緒に炊き込んだり。

それからレンズ豆も沢山煮てスープを作っておき、これも小分けして冷凍にします。これはカレーに入れます。

アメリカは沢山の種類の豆が豊富で安いのですが、残念な事に非常に質が悪いのです。黒豆も、大豆も静かに煮て、綺麗な仕上がりにしょうと思っても、先ず不可能です。理由は水につけている間にほぼ、全部皮が割れてしまうのです。 仕上がりを綺麗にしたい日本料理には使えません。
大豆は特に、煮ている間に更に皮が分離してあくと一緒に上に浮いてきますから、結局皮はあくと一緒に取り除いてしまう事になります。

豆を煮る度に、あの北海道産の大粒の大豆や黒豆が、皮の剥げない豆が懐かしくなります。
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