何でもプロジェクトっていうものは、終わる頃に上手になるものです。例えば、餃子の皮の伸ばし方も、包み方も、部屋のペンキの塗り方も、最初は要領が分らずに、進みが悪いし、出来も悪い。ところがやっと上手になってきたかと思えば、もう終わる頃。

最近毎日折り紙で鶴を折っていますが、かなり上手になってきました。 しかし、さすがにこれだけはまだまだ終わりに近づきません。何しろ千羽鶴なのですから。上手に作る要領がやっと分ってきたのです。

上手に鶴を折るコツ
(1)紙はピシッと重ねる。←一番大切!
(2)つめで圧力をかけて折った角や折り目を出来るだけ平らにする。
(3)厚い紙の場合は金色の折り方の様に、ここで隙間をあける。 反対に薄い紙の場合はぴったりと端をつける。つまり隙間を開けない。 ←これもかなり大切!

gold
red 

この(3)つのポイントに注意して折ると、かなり綺麗な鶴が折れるというのが分ってきました。紙のサイズは3.8cm平方。 はい、かなり小さいです。

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娘が着物に川の絵をいれてくれました。下の図はAdobe Photoshopでゲージの写真を貼り付けた合成写真です。30羽の鶴を重ね並べて、ゲージを作り、ケージの写真を真上から撮り、それをPhotoshopに入れて、着物の形に貼り付けて、1000羽で着物のサイズを決めます。頭が混乱しそうですが、計算が間違っていなかったら、出来上がりのサイズは幅38cm、高さ47cmの着物になるはずですが、計算に自信が無いので、全部仕上がるまで、鶴を糊で固定しません。

このデザインもうちょっとどうにかならないものかしら。私はピンクの桜より、もちっと渋い色が好きなんだけどね〜。

kimono

個人的には一色でゲージの写真を撮って、それをデジタルで色々な色に変化させ、デジタルコラージュで着物を描いたらかなりかっこいいのが出来ると思うんだけど。そうなるとデジタルの千羽鶴。あんまり意味無いか。