うちは大根餅も大好き家族です。
スナックに最高、お酒のおつまみとしても最高。
冷凍庫の常備食です。

実家に帰った時、従姉妹達にふるまおうと思って張り切って作ったら、うまく行かない!
いつものように出来上がるのですが、薄く切って、油をフライパンに入れて、炒めると、山芋の様に溶けてしまうのです。形は崩れて、折角炒めてこんがりと焼けた表面も、軟らか過ぎるので、こげた表面が餅の中に入って隠れてしまいます。表面がぱりぱりの所が美味しいのに。

アメリカからわざわざ持ってきた中国産の上新粉を使っているのに、どうして? 
違いと言えば、大根だけ。 大根に違いない! アメリカの大根は水気がなくて、日本のは水水しいのだ。

それからは毎日水を少しずつ減らして作るのですが、かなり減らしてもまだ溶けてしまうのです。結局、日本の大根で作るときは水をどこまで減らしたらよいのか分らずにアメリカに戻りました。それから未解決のまま2年。

最近ブログで私の飲茶アドバイザーになって下さっている、にゃんこさんが水は殆ど入れないと言うではありませんか。それで今日は水を殆ど入れない大根餅に挑戦する事にしました。アメリカの友達も水を入れないで作ると言う人がいるのです。もしアメリカの大根で成功したら、水分の多い日本の大根でも成功確実になるわけですから。アメリカのレシピでは335ccの水を加えなければならないところを、100ccの水で煮ます。

材料を全てみじん切りにします。大根だけはチーズをおろす道具で粗く大きくピザチーズのサイズにおろします。中華ソーセージはあってもなくてもOKです。ただし、日本のソーセージは味が全くちがうので、代用しない方が良い。中国パセリも人によっては香りが強すぎて嫌いな方も多いので、入れなくてもOK. 干しエビは中華用の小さな、ころころっとしたものです。桜えびではありません。
材料

材料を炒めます。
2

大根と干ししいたけを戻した水+干しエビを戻した水=100ccを鍋に入れて、沸騰させ、大根に火が通るまで煮ます。(5分くらい?)

火を止めて、粗熱がとれてから、上新粉を加えて良く混ぜます。
3

やはりこの水の量ではこうなのね。ほら水が足りないので、ぱさぱさ。このままじゃ、やはりお餅の様に一塊にまとまりません。 
4

やはり水を加えなきゃってんで結局200cc加えたよ〜。にゃんこさん!やはりアメリカの大根では水が足りないみたいです。 それともこのぱさぱさのままで蒸しても良いのかなあ??
5

まとまるまで水を足して(結局200cc)、それに炒めた具を加えて良く混ぜます。ほら、パンの生地みたいに硬いです。
6

油を塗ったどんぶりに入れて、
7 

40分蒸します。
8

どんぶりから出して、かまぼこの厚さにスライスします。 フライパンに油を入れて両面を炒めます。 お醤油とチリソースで食べます。


美味しい〜!!! 
done



詳しいレシピはこちら。 

結論、レシピには何ccとは書かないで、「一塊にまとまる程度に水を加える」と書く。乾燥しているアメリカでは大根も乾燥しているようです。