20年前のカルフォルニアはリサイクルのゴミ回収には全く興味が無いようでしたが、流石に時代の流れで、最近はごみの振り分けするゴミ回収をしています。市によって少々違いがあるようですが、私達が住んでいる町では、ゴミ回収の会社に回収を申し込む時、ドラム缶の個数を決めて、申し込みます。早く言えば、こちらの出すごみの量で金額を決めるのです。例えば、うちではドラム缶1個で申し込んであり、回収費は月2000円。毎週月曜日の朝に回収に来ます。そして今日はゴミの日。

会社はその他に青、黄、緑のリサイクル用プラスティック箱をくれます。
月曜日の朝、道路に並んでいるごみは5種類:
(1)青の箱はプラスティック、空き缶のリサイクル
(2)黄の箱は紙、雑誌、新聞、本などのリサイクル
(3)緑の箱はガラス瓶のリサイクル
(4)大きなドラム缶(下の写真では茶色の缶)は枝や芝、雑草などの植物をなどのリサイクル(ドラム缶の数は制限無し。ドラム缶には「Green」とラベルが貼り付けてあります。)
(5)生ごみ、と(1)〜(4)に該当しないごみ全て。ドラム缶1個

以上になります。 なんだか説明が複雑になりましたけど、(1)〜(4)のリサイクルが出来るゴミの回収は無料で(5)だけが有料で月に2000円と言う事です。

鹿児島のゴミ回収と全く違う点は、(5)には何を入れても文句を言われません。(毒物、劇薬以外は)つまり、貴方がリサイクルの振り分けが面倒ならば、(1)〜(4)のごみを全部(5)に入れてもOKなのです。

ところがですね、(1)〜(4)のごみを(5)に入れてご覧なさい。ドラム缶1個ではとても足りません。(5)は1個で月2000円ですから、2個、3個となると値段がぐんと上がります。

ですから、皆さん、(5)を増やしたくない為に、リサイクルをする訳です。 リサイクルを徹底させる為には、リサイクル以外のゴミの量で料金を上げるのが一番早いというわけです。

garbage1

garbage2