今日は熱い汁が飛び出す飲茶の餃子、鍋貼にチャレンジ。

先ず餃子の皮から。
これは何度も作っているので特に問題は無いと思っていたのですが、かなり問題ありでした。先ず皮から始めた事が問題。 自分でも分っていたはずなのに、すっかり忘れてしまった。中身から作らないと、皮を暫く、ほって置く事になり、皮同士がくっついたり、非常に扱いにくくなるのです。プラス、手作りの皮はものすごく伸びやすい。最初から麺棒で伸ばすと底が薄くなってしまう。皮凍を保つ為には底が分厚い方が良いような気がします。

それといつも思うことですが、まとめて皮だけ作るより、その都度、生地をちぎって伸ばし、中身を直ぐ入れたほうが良いと思いました。皮はすごく伸びやすく、麺棒で伸ばして平たくすると、いざ中身を入れるときに、皮がだらりとなって伸びすぎるのです。普通の餃子なら良いのですが、やはりあのお汁が問題なのであまり薄くしたくない。

中身はいつものように順調に進んで、お味もOK。
filling

さあいよいよ皮凍を包みます。先ずは中身から。
wrap1

白っぽい透明の物が冷凍にした皮凍。 皮凍は凍ってかちかちです。
wrap2

普通の餃子のように包みたかったのですが、どうもうまくいかない。仕方なく形だけ急遽、小籠包(ショーロンボー)に変更。
wrap3

油をフライパンで熱して先ず底を焼く。そして湯をいれて蓋をして蒸すのですが、なんとお湯を入れすぎてしまいました。 仕方なく、フライパンのお湯を捨てるはめに。 ああこれじゃあ皮凍も一緒に流されたかも。もったいな〜い。
steam1

出来上がり!でもお汁がでるかどうか、興奮のあまり、完全に写真を撮る事は頭から消えていました。熱い餃子をお箸でお皿につぐや否や割って見ます。お汁出な〜い! やはりお湯を入れ過ぎたのだ! でもすごく美味しい!う〜ん!美味しい! 中身に入れた濁り酒に手が伸びて、これと一緒に食べたら美味しいかもと試したら、やはり濁り酒と合います。2個目のは汁が出るか? 3個目は?と割って食べているうちになんとフライパンの餃子全部食べてしまいました。この餃子、普通のサイズではない。お腹一杯です。

皮も中身もまだたっぷりとあるので、今度は2度目の挑戦。でもやはり小籠包の形にしか包めない。まあいい。今回はお汁の問題なのだから。

今度は丁度いいくらいのお湯を入れて、丁度良く焼きあがりました。蓋をとってじっと近くから見ると、なんと真上の皮を寄せてねじった先から、お汁が流れ出ているのです。あれは皮凍かなあ??? 多分皮がしっかりとくっついていないで、皮の隙間からお汁が流れ出ている感じです。
steam2

案の定2度目の餃子もお汁はでませんでした。

2度目に焼いた分を主人の夕食に出したら、「どうしてこの餃子は全部切ってあるの?」と聞かれてしまいました。お汁が出る瞬間の写真を撮ろうと思ったのです。

 まだ明日もある。