今自分がとても幸せだと思います。こう思えるのも色々な辛い事があったので、今が幸せに感じらるのだと思う。
大変だった事は数知れませんが、本当に辛かった事は息子が大学に入る年、夫がリストラに会ってその後3年間仕事をしなかった事でしょう。
1993年、シリコンバレーに不景気が押し寄せた年でした。幸い私は3年前に自分の仕事で独立して丁度私の仕事が軌道に乗った頃でした。2年目にやっと採算が取れるようになり、1000万円のローンをくんで自宅を広げて歯科技工ラボが完成した直後のことです。これから二人で頑張れば豊かな生活ができると夢を見始めたばかりの時でした。
家と改築のローン、生活費、息子の大学の費用、全てが私の肩に乗りかかってきました。夫は直ぐ仕事を探すだろうと期待していたのですが、数年前からしていた株をしたいと言うのです。確かにこの数年株は上昇して、株をするのには良い時期でした。株と同時に仕事を探すという条件で私は承諾しました。
ところが夫は仕事を探す様子はなく、毎日株に没頭していました。投資した株はどんどん上昇、夫が働いていた頃の数倍の収入です。私も数字をみているうちに、この分なら、私も近いうちに仕事を辞めてのんびりとひだりうちわで暮らせるのではないかと思ったときもありました。
株が上昇している時は退き時が分らなくなってしまいます。当時は殆どの現金を夫は株に換えていました。さしあたり息子の授業料、寮費を払う現金がいるので、老後を考えて投資していた借家の一軒家を手放す事になりました。いくら株はあがってもちゃんと仕事がないと、とても不安です。はい、これだけの株があるから大丈夫と言われても、株は株です。明日はどうなるか何の保障もありません。
そしてついにくるべき時が来てしまいました。1996年の春、株が暴落したのです。もちろん私達の株も。夫はさすがに心配を隠しきれない様子でした。あんなに自信を持ってしていたのに、自分は株の事は全部分っているような事を言っていたのに、夫が分っていたのではなくて、ただ株が上昇してそれに便乗しただけの事でした。
私の仕事は順調で仕事も増え、パートタイムの方に二人手伝ってもらったり、自分の仕事で忙しくてゆっくり夫と話す時間もない状態でした。 私は何となく自分の事は自分で決断するだろうぐらいに考えていたのです。
そしたら、改まって話しがあると言います。私も暫くゆっくり話す時間もなかったので、これから先の事を話すのだろうと思ったら、なんと、私の両親にお金を借りたいと言うのです!
…続く。
大変だった事は数知れませんが、本当に辛かった事は息子が大学に入る年、夫がリストラに会ってその後3年間仕事をしなかった事でしょう。
1993年、シリコンバレーに不景気が押し寄せた年でした。幸い私は3年前に自分の仕事で独立して丁度私の仕事が軌道に乗った頃でした。2年目にやっと採算が取れるようになり、1000万円のローンをくんで自宅を広げて歯科技工ラボが完成した直後のことです。これから二人で頑張れば豊かな生活ができると夢を見始めたばかりの時でした。
家と改築のローン、生活費、息子の大学の費用、全てが私の肩に乗りかかってきました。夫は直ぐ仕事を探すだろうと期待していたのですが、数年前からしていた株をしたいと言うのです。確かにこの数年株は上昇して、株をするのには良い時期でした。株と同時に仕事を探すという条件で私は承諾しました。
ところが夫は仕事を探す様子はなく、毎日株に没頭していました。投資した株はどんどん上昇、夫が働いていた頃の数倍の収入です。私も数字をみているうちに、この分なら、私も近いうちに仕事を辞めてのんびりとひだりうちわで暮らせるのではないかと思ったときもありました。
株が上昇している時は退き時が分らなくなってしまいます。当時は殆どの現金を夫は株に換えていました。さしあたり息子の授業料、寮費を払う現金がいるので、老後を考えて投資していた借家の一軒家を手放す事になりました。いくら株はあがってもちゃんと仕事がないと、とても不安です。はい、これだけの株があるから大丈夫と言われても、株は株です。明日はどうなるか何の保障もありません。
そしてついにくるべき時が来てしまいました。1996年の春、株が暴落したのです。もちろん私達の株も。夫はさすがに心配を隠しきれない様子でした。あんなに自信を持ってしていたのに、自分は株の事は全部分っているような事を言っていたのに、夫が分っていたのではなくて、ただ株が上昇してそれに便乗しただけの事でした。
私の仕事は順調で仕事も増え、パートタイムの方に二人手伝ってもらったり、自分の仕事で忙しくてゆっくり夫と話す時間もない状態でした。 私は何となく自分の事は自分で決断するだろうぐらいに考えていたのです。
そしたら、改まって話しがあると言います。私も暫くゆっくり話す時間もなかったので、これから先の事を話すのだろうと思ったら、なんと、私の両親にお金を借りたいと言うのです!
…続く。





















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