今日は息子のフィアンセからイーメールが来ました。最終的に結婚式の招待客は250人になったとこ事。この人数にびっくりしていたら、お友達曰く、250人の結婚式は極普通だそうです。大きい結婚式は500人とからしい。へえ〜っ!

私達の結婚式は4人でした。(笑)4人って当人二人を入れて4人です。結婚式には証人が必要なのです。それと一応カメラマンと。それでこの二人は、証人兼、カメラマン兼、招待客兼。

私達は特に属する宗教もないのですが、場所はカルフォルニアの西本願寺浄土真宗のお寺でした。私にとってお寺での結婚式は最初で、最後の経験でした。(ちょっと言い方がおかしい。お寺での結婚式には今までお呼ばれもなかったって事です。)日本ではお葬式はお寺ですが、結婚式は神社ですからね。

その頃は自分で着物の着付けが出来たので、私は着物で、主人は普通のスーツ。
証人は主人の兄。カメラマンは主人のお友達。 若かったんですね、寂しい結婚式なんて思いもしませんでした。

それ以来、その仏教会には一度も行った事がありません。
結婚式を挙げてから20年後に、主人の勤めていた会社の方が、私達の結婚式の写真がその仏教会の中に貼ってあるというのです。あれから20年後もそのお寺に私達の結婚式の写真が貼ってあったのです。

その時、私は「あのお寺ってよほど、イベントが無くて、貼る写真も無いんだなあ。」と思うと同時にとても嬉しかったのですが、今ひょっと考えると、式を挙げて下さった僧侶が、4人だけの結婚式に何となく哀れみを感じて、印象に残り、それで私達の写真を何時までも貼っていて下さったのかなあ〜と、今ふいに思いました。

式の中で「契りの言葉」がありました。「Yes, I do」です。そして最後に「なんまんだぶつ〜」
私達にとってはかけがえのない思い出です。