確か20代の半ば頃、どこかの月刊誌を読んでいたら「料理派と掃除派」というタイトルのエッセイを読んだ事があります。

内容は、料理派、つまりお料理をする事に生きがいを感じるタイプ、と掃除派、お料理よりも台所、部屋を整頓していつも綺麗にしておく事に生きがいを感じるタイプがあると書かれてありました。

私は「なるほど、なるほど、私は絶対料理派のタイプだ。これは本当にタイプをうまく分類したものだ。」と感心しながら、と同時にこんなエッセイにめぐり会って嬉しかったのです。

何故かと言うと、これで私の整頓嫌い、掃除嫌いが正当化されたと安堵したのです。早く言えば料理さえちゃんと作れば掃除は下手でも良いという勝手な解釈。

それから何十年もこれが脳裏から離れず、何度も家族やお友達の会話にでもでました。

ところが3月にブログを始めてから、これは必ずしも本当ではないと感じ始めたのです。
お料理の好きな陽だまりさんの冷蔵庫もこんな綺麗に整頓されてあるし、やよいさんの台所もきれいに整頓されています。そして皆さんお料理上手。

あのエッセイは誰が書いたのか全く記憶にありませんが、きっとお料理は好きだけど整頓が下手な人だったのでしょう。

ちなみに下が私の冷蔵庫の中。冷凍庫はドアを開けると危ないので、写真は撮れませんでした。

冷蔵庫の中