先週お友達から頂いたグレープフルーツ(庭でとれた)が入った紙袋を覗くと、カビがきているものもあります。主人は薬の関係でグレープフルーツは食べられないし、暫く置いていたらもうカビが。その中で皮も綺麗なグレープフルーツを3つ取り出して、今日はグレープフルーツのジャムを作る事に。 私はグレープフルーツの香りが大好きです。


今日のジャムはお友達にも差し上げたいので、正式に作る事にしました。って事は入れ物の煮沸消毒から。 瓶、蓋を5分間沸騰。 取り出して布きんの上に乾かしておきます。

沸騰

薄く皮を剥いて(白い部分は苦味があるので避ける)細い千切りにしたのが170グラム。
白い部分を取り除いて実の部分を小さく切ったのが600グラム。
2個のレモンを絞って実に加えておきます。

皮

皮と300ccの水と粉ペクチンと重曹小さじ1/4を合わせて、皮が柔らかくなるまで30分位煮ます。(液状ペクチンの場合はお砂糖を加えて沸騰させた後に加えます。)

第一回沸騰

そこに実を加えて更に20分煮ます。

加える

砂糖600グラムを加えます。

砂糖

良く混ぜて沸騰させます。

1分間完全沸騰したら(かき混ぜてもぶくぶく沸騰している状態)出来上がり。

消毒した瓶に淵から3ミリしたまでジャムを入れます。

淵に付いたジャムを拭い取ります。

拭く

平たい蓋をおき、次にリングをしっかりとはめます。瓶が熱いので火傷しないように。逆さに5分間置いておきます。

蓋1蓋2

sakasa

5分後に元に戻して出来上がり。暫くすると「ポン」と音を出して蓋の真中が凹みます。そしたら保存完了。

これがアメリカのジャム瓶についてくる作り方ですが、私は少しの果物で少量のジャムを頻繁に作るので、ペクチンもなし、瓶の消毒もなしで簡単に作っています。お砂糖の量も適当です。どうしてもとろみをつけたい場合はペクチンの代わりにコーンスターチを入れていますが、これは邪道らしいですけど、自分で美味しく食べられたら、何でもOKと思っていますんで。

でも今日はプレゼントにしたいのでちゃんと作りました。

ジャムが出来たら突然ビスケットにジャムをつけたくなって、アメリカの「Quick Buscuit」と言う物も焼いてみました。 作り方はスコーンと同じなのですが、違いはスコーンよりカロリー低い事。なぜなら、生クリームもサワークリームも卵もお砂糖も入れません。粉とバターと低脂肪ミルクと塩とベーキングパウダーだけ。
これにパーメジャンチーズを入れるとすっごく美味しいのですが、今日はジャムをつけたいのでプレーンで焼きました。

クイックビスケットとグレープフルーツジャム