今日は一年ぶりでスポンジケーキの実験をしました。

去年の実験は苺ショートケーキを作るのに、スポンジケーキで作るのが美味しいか、シフォンケーキで作る方が美味しいか…という実験でした。結果はお友達、8人の審判で格段の差でシフォンケーキを台にした苺ショートケーキの方が美味しいという事で、シフォンケーキに軍配が上がりました。

そこで今回は、その不味いスポンジケーキをどうにかしてふわふわの美味しいスポンジにするかの挑戦です。

実験に今日作ったスポンジケーキは4台。少しの変化を加えた材料は:
A.卵2個で従来の作り方。
B.卵2個 + 卵白半個
C.卵2個 + 卵黄1個
D.卵2個 + 湯20ccに小さじ1のゼラチンを溶かした物 (これは去年考え付いたレシピ)

作り方は全部同じにします。

  1. 卵を湯煎にしてもったりと泡立てる。

  2. 少しずつ砂糖を加えて更にもったりと泡立てる(生クリームがあわ立った位に)

  3. ハンドミキサーのスピードを落として、30秒くらい混ぜる。(大きな泡を除くため)

  4. 粉を2回に分けて加えて、その度にワイヤの泡だて器の隙間に生地をくぐらせるようにして、粉を混ぜる。

  5. サラダオイルを生地の表面に散らすように加えて、へらで切るように混ぜる。ゼラチンを入れる場合は熱い湯にゼラチンを良く溶かしてサラダオイルと混ぜ、ゼラチンが固まらないように容器を熱いお湯につけておく。これを生地に加える。

  6. 型に流しいれて焼く.

4つのケーキ

結果は:
(A)はちょっと硬めでふわふわで美味しいとは言えない。
(B)はシフォンケーキのなりそこないみたいで良くない。
(C)はやはり卵黄が入っているせいか、よく膨れている。その為かキメは粗い。でもこれは混ぜ方でコントロールできそうです。味は卵黄が多いためカステラみたいにちょっと濃厚な感じ。わりとふわふわな方。 
(D)これが一番良いような感じかな。(C)よりちょっと膨れが少ないですが、それだけキメが細かい。見ためは(A)に似ているけど軟らかさが全然ちがう。

さあ(C)と(D)のどちらが良いのか、2つにしぼって近いうちに又実験です。

下の写真をクリックすると拡大した写真が出ます。キメの細かさ、色等の比較が見れます。

お味のテスト

2,3日味のテストが続きます。少しずつ、かじって味見です。