夏休みになると孫達に会いに両親が来たものです。 私は仕事をしていたので、母が来て子供の相手や夕食の仕度をしてくれる事は本当に有難いと思いました。
私と違って母は何でも整頓好き。 日本に帰る時はいつも自分の洋服、靴、使う道具などを一つの箱にまとめていました。今日は寝室のクロゼットを整理していたら、母が1991年にまとめた箱が出てきました。中を見ると、日本から持ってきた髪染め、ビゲン、歯ブラシ、ナイトクリーム、カレンダー、メモ帳、鉛筆、お料理の本、靴等が入っています。
カレンダーを見ると、1991年の1月12日に帰国の予定とあります。 両親が初めてアメリカでクリスマス、お正月を共にした年でした。 子供達と一緒にクリスマスツリーを飾った年です。
あれからもう15年。あの時は両親もまだまだ若いと思っていたし、15年後には二人とも居ないなんて誰が想像したでしょう。 親はいつまでも生きて、いつまでも頼れるものと思っていました。
靴は私に丁度いいです。お料理の本も使えそう。 カレンダーとメモ帳は日本から持って来た母の形見と一緒にしてとっておきます。
今日は家の整理をして、昔を懐かしく思い出しました。

コメント
コメント一覧 (22)
幸いにも私は両親とも健在ですが、近い将来身に染みない様
心がけたいと思いました。
祖父と祖母は大正15年生まれです。
今や80を越え、まだまだ元気でいるのですが…。
それを考えると、30年弱の時を経て確かにおじいさん・おばあさんになって衰えが見えてきたにしても、この人たちは不死身なんじゃないか?という錯覚をたまに持ってしまいますね。
今までの経験上、死というのは誰にもやってくるのだけれど、そこに神の配剤が作用すると思ってはいないですが…。
きっと、誰かがその人を思うことによって、きっと記憶としてその人を忘れない事できっとその人は死なない。
忘れられる事が本当の死だと感じてます。
人としての徳があればあるほど、みんなの心の中で生きる…というのがLeader的発想です。もちろん歴史的に見てもそうでない人はたくさんいますが。
自分もみんなに忘れられないように、がんばろ。
ご両親健在でいいですね。そして近いという事も。いつもあと何回会えるんだろうって考えていました。娘が外国に行くとしたら寂しいだろうと思い、今になって両親にすまない気持ちです。
とても同感です。両親が亡くなって今でも一緒にいる感じがします。というのは私達家族は不思議な経験を2度していて、両親が居るのを感じる時があるのです。生きている人の心の中に残るという事ですです。私もそんな徳を持って家族の心に中に生きたて助けてあげたい。
私も頑張ります。
もっとこうしていれば良かったと後悔しないように、一瞬一瞬を大事にしたいと思います。
片づけをしていると、つい色々見入ってしまい時間があっという間に過ぎてしまいます。写真だったり、雑誌だったり。カレンダーっていいなあと思いました。クリスマスを一緒に過ごしたのはあの年だったと今分かりました。細かい事が思い出せません。やはり声をかけてあげるのが一番の親孝行かも。
ふふふ…やはり箱があるんですか。実はね、爪切りもあったんですよ!(笑)使ってみたらすごく良く切れるの!流石に日本製。
お母様が8月にいらっしゃるんですよね。楽しみですね〜。なんしーさんはお仕事をしていらしゃらないから、充分に一緒に時間を過ごせますね。ああ〜今が一番良い時期!いい思い出になりますよ!子供達にも
嫌な事がすっかり全部片付き・・。
元気を取り戻しております。
まずは、お詫びを申し上げます。
失礼いたします。
どん吉より。
お元気でなによりです。
60代パワーはへこたれないのです。(笑)
と勝手に60代にしてますけど、そうでなければすみません。
今、自分のブログの過去の記事を探したらありました。
「血縁 土縁 社会縁」
亡くなったかたが我々に残してくれた「徳(ご縁)」です。
そのご縁を繋げ続けることで、亡くなった方の心がいつまでも我々の心のなかに存在し続ける。
亡くなった方から残った者への教えなのです・・・
ってある法要で御院さんから教えてもらいました。
でも不義理だった私の心の何かが少し変わった瞬間でしたね。
でも私は無信仰者です(笑)
僕の子供は女ばかりなのですが、何か使ってくれそうなものを今から探しておこうかな(笑)
良い言葉ですね。もう少し詳しくお話を伺いたく、過去ログ6月5月4月見たのですが、見つかりませんでした。
私の場合、土縁、社会縁っていうのは難しそう。仕事を辞めてからは家の中ばかりです。社会から遠のいていくばかり。せめて家族の心にはちゃんと残りたいなあ。
くろぶたさんはこれからどんどん素敵なお茶碗ができていきますね。あれは良い形見になりますよ。(笑)ちょっと縁起でもない話ですみません。
下さい。どん吉より。
ただ・・リンクの貼り方を忘れたので、どうかな?
ちょっとやってみます。
リンクOKでしたよ。
これからそちらにお邪魔します。
ブックマークも変えておきますね。
ふろっしゅさん、一人っ子ですか。お母様お寂しいですね。ドイツから日本も遠いですね。世界地図を見るとカルフォルニアと日本の方が近い感じもしますけど、北極を通ればドイツの方が近いのかなあ。
昔は両親と声のテープのやり取りをしていました。カセットテープの時代です。それからイーメールになって、それからNetmeetingになって、最後はMSNMessengerのビデオチャットをしていました。昔程は遠くに感じなくなりましたね。
うちの実家のほうとはネットでビデオチャットをやっています(たまにです。向こうも元気で忙しく、それはそれでありがたいことです)。
夫の実家のほうは高齢の義母一人暮らしでIT環境になく、週1のファックスで子供とやり取りしていたのですが、子供達が日本語が不自由になるにつれ電話で済ますことが多くなってしまいました。義母はファックスの使い方を忘れてしまったと言っていました(反省
義母にはビデオレターを送っています。
でもサッカーの試合とかが多いので見ていると途中で眠ってしまうともいっていました。
親孝行、したいときには親はなし、のことわざを忘れないように、ささやかでも何かしてあげたいと思っています、、
今日のブログは殊更に心に染みるものがありました。共感の漣でちょっぴり悲しくなりました。
何故なら関東に離れ住む娘夫婦が三日間の休暇とて/●・∀・)孫を連れての帰省。一昨日きて今朝慌しく帰ったばかり〜。、ミルクくさいマシュマロの様なほっぺや無心な笑顔を反芻〜未だ0歳〜彼が成人するまで〜存命なら80歳〜神様〜これだけは叶えてください〜と祈る思いです。
やはり今の方はビデオチャットですね。
本当にビデオチャットっていいですよ。無料だし。昔は国際電話も高かったのね。
電話でもビデオレターでも何でもいいですよ。何でも親は嬉しいものです。私も遠くに離れた負い目があったので、話す事は心がけていました。もう少し早くネットでビデオ会話が出来たらよかったのですが。最後の数年は朝から夜までビデオをつけっぱなしでした。実家にお客様がある時は、それも全部見えていました。(笑)
今imipotopipiさんのコメントを読んで涙が出ました。両親がいつも言っていた言葉です。両親の場合は「孫の結婚式まで生きたい」でした。息子はとても良い方とご縁ができて、両親も喜んでくれたのにと思います。
私の娘は未だ独身。早く結婚して子供を持って欲しいと切実に思います。こちらがあせっているのに本人は全くマイペース。