今年も又私宛に厚生年金課から通知が来ました。
このまま仕事を続けて、62歳で退職した場合は月に771ドル(約8万5千円)
66歳で退職した場合は1,023ドル
70歳で退職した場合は1,350ドル

と書かれてありますが、私の場合既に退職してしまったので、勿論8万円ももらえません。8万円出たとしても生活できません。

アメリカの厚生年金では老後の生活は出来ないというのは昔から周知の事実ですから、私夫婦が20代で働き始めた時から、主人は会社の401K(確定拠出年金)に加入。私が勤めた歯科技工のラボには401K(確定拠出年金)が無かったので個人型確定拠出年金(IRA=Individual Retirement Account)に加入しました。

401K(確定拠出年金)とか、個人型確定拠出年金と言えば頭が混乱しそうですが、早く言えば、自分で毎月貯金をする事です。但し、普通の貯金と違う事は税金が掛かりません。その貯金で株投資をしても国債を買っても、どのように投資をしてもOK. そこで得た利益や配当にも税金は掛かりません。勿論下手な投資をすれば老後も危うくなります。

65歳からはメディケアー(老人健康保険)が国からもらえますが、勿論国が全額負担してくれるわけではありません。処方箋の薬代はカバーしないそうですから、アメリカの老後もかなり厳しいのが現実です。

なるようにしかならないわけです。今日は嫌な通知を見せられて、嫌な事実を再認識しただけでした。

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