息子の結婚式は8月26日でした。
二人の新婚旅行は8月30日から近くのカーメルに行く予定です。
結婚式の夜、翌日、8月27日に私達は息子とGGの家に招待されました。私達というのは主人、私、娘、娘のボーイフレンド、犬のちび、4人と一匹です。私達は朝、ホテルをチェックアウトして、帰路につく予定でしたが、意外な招待だったのです。

二人の家に着くと、家の中はレンタルのタキシードや靴や、プレゼントの包装紙が広げてあったり、結婚式の後片付けはこれからも大変そうです。それでも忙しい中に、カウンターにはTogoから取り寄せたサンドイッチ、サラダ、GGのお母さんが作られたポテトサラダ、飲み物等が並び、そして美味しいコーヒーの匂いが漂い、またもやのご馳走です。そしてGGのご両親もいらっしゃいました。

正直、結婚式の翌日までこうして家族が集まって、一緒にお食事をする事にびっくりして、私もアメリカの習慣を良く知らないので、こういう事もあるのだろう、ぐらいに考えていました。昼食中はGGのご両親と子供達の昔話やアメリカのお話に花が咲きとても有意義な昼食会でした。

お食事が終わった頃、花嫁のGGがケーキを持って、ハピーバースデイの歌を歌いながら私達が居るダイニングルームに入って来ました。8月27日は娘の誕生日だったのです。 テーブルにプリンセスケーキと3つのプレゼントの箱が並べられました。自分達の結婚式の翌日に妹のサプライズパーティーをしてくれたのです。こんな気の利いた事は息子が考え付くはずはなく、きっとGGのアイディアです。27日は妹の誕生日と息子から聞いて、自分の結婚式の準備もあるのに、プレゼント買いに奔走してくれたのでしょう。

プレゼントはネックレス、サラダスピナーと肉の温度を測る温度計でした。

帰ったらケーキを買って簡単なバースデイでもしましょうと思っていたのに、GGと息子が妹に計画してくれたサプライズパーティーでした。

この親にしてこの息子あり…私もGGから一杯学ぶ事があるようです。

cake