幼少の頃お好み焼きを食べた記憶が全くなくて、初めてお好み焼き屋さんで食べたのはたったの2年前。ましてや、自分で作ったのは去年の10月鹿児島に帰った時です。

アメリカで絶対に作ってみようと思い、レシピはネットで探して、鹿児島でも5回は練習しました。最後は随分自信も出てきたので叔父の家まで出張して腕をふるいました。しかも帰りの東京では、従姉の夫が広島出身ときているので、そこではビデオを撮りながら焼き方を習い、広島風お好み焼きも習って、彼推薦のお好み焼きソース、「おたふく」まで購入してカルフォルニアに帰ったのでした。

山芋も手に入ったし、娘も帰ってくるし、しかも嫁の両親がお好み焼きが大好きで、「お好み焼きは美味しいよ」とうちの家族にも宣伝してくれていたので、今日こそはと思ってお好み焼きを作りました。

作っている間に娘がそばで見ていたのが間違いだった!

最後にマヨネーズやソース、青海苔をのせるのを見て、「お母さん、お父さんは青海苔絶対嫌いよ!それはかけないほうが良いよ!」とか「鰹節も嫌いよ。それも少しにしたら」とか、挙句の果て、「半分は何ものせない方が良いと思うよ」とか言い始めて、結局は娘の意見に惑わせれてしまい、半分は何もかけず、かけたところはほんの少しってな具合で...ちゃんと作ったのは自分の分だけ。

青海苔、マヨネーズ、ソース、鰹節無しだったら、日本人だって美味しいと思うわけがない!

予想していたとおり、2人ともあまり喜んで食べていないです!矢張りと思って私の分を2人に食べさせたのだけど、こういう時って最初の一口が大切なんですよね。もう不味いという観念ができてしまって、結局私は2人分半のお好み焼きを食べる羽目になりました。

今度はマヨもソースもたっぷり、青海苔も鰹節もたっぷり、娘を台所に入れないで作らなきゃ。