今日は血液検査の日だったので朝から空腹で病院に行って来ました。

入院中に自分のペットが病院までお見舞いに来てくれたら入院患者さんはこんなに嬉しい事ないですよね。どんな落ち込んでいても病室でペットに会えたらにっこり笑い顔にならない人はいないでしょう。

病院に入って血液検査の部屋に向かっていたら、そんな犬達が廊下を覗いているではありませんか!

犬達1

急ぎ足になって

犬達2

近づいてよく見ると、なんだ、正札がついている縫いぐるみ。ペットが病院持ち込み可ってありえないお話でした。

犬達3

と、ここまでは良いのですが、その直後検査が終わってここに戻ると、もう犬達はいません。どうしてでしょう?

想うに、私が数枚の写真を撮っているのを店員さんが見ていて、「これはまずい」って事になったのだと思いました。撮られた写真を悪用されると思ったのでしょう。アメリカは責任法が行き渡っているお国柄ですから、こんな廊下に飛び出しておいていると、目の悪い人、お年寄りの方達がつまずいて怪我をして裁判沙汰になる可能性があります。で、悪用と言うのはそういう裁判で大金を得ようと企み、縫いぐるみの証拠写真を撮っておいて、わざと縫いぐるみにつまずいて、ひっくり返って怪我をして訴える…ような事。

うちのじいさんは前庭でも裏庭でも人がつまずいたり、怪我をしたりするようなものは絶対におきません。たとえ裏庭でも、勝手に人が入って来て怪我をしたら、私達の責任になるからです。マクドナルドのコーヒーで火傷した人がマクドナルドを「コーヒーが熱すぎる」と訴えた事があったように、何でも訴えられる国ですから。

責任法…一般市民には見方の法律ですが、どんな法律でも悪用される事があれば、楽しい事もつい臆病になってしまうのが残念です。