2週間前の血液検査で血糖値が正常範囲を超えていました。早速先生からお電話があり、糖尿病予備軍の可能性があるので「ブドウ糖負荷テスト」を受けるようにというご指示あり。

娘が偶々帰ってきたので、糖尿病予備軍かもしれないという話をしました。
一応健康の為糖尿病食事療法を始めた事も。

その夜は娘は泊まっていったので一緒にレンタルDVDを見たのですが、途中で娘はDVDを止めて、暫くしたら、クラッカーとチーズを両手に抱えて戻ってきました。腹ごしらえですと。

横でばりばり食べてるし、ローファットで減塩の硬化油無しのヘルシーなクラッカーだし、そりゃ〜私だって手が伸びますわな〜。袋に手を伸ばして10枚ばかり掴むと、
怒った娘「お母さんは血糖が高くなるから食べちゃいけないの!!」

って怖そうに叱るんですよ。そして私の手を掴んでしっかり握っている指をこじあけてクラッカーを取り上げられてしまった。何て薄情な娘だ!

本気で腹を立てていると
怒った娘「お母さんの健康が心配だからじゃない」と言って1枚くれた。


私は母の看病の時に一つだけ後悔している事があるのです。母が糖尿病だったので、私はカロリー計算した食事作りに一生懸命で、母の毎日の血糖値に一喜一憂して、おやつも寒天やらセラチンを使った低カロリーのものが多く、だから母は時々無性にお煎餅を食べたかったのでしょう。自分のベッドの下にお煎餅を私から隠していたのです。私に隠れてベッドの上でお煎餅をかじっている母を今思うと可哀相で可哀相で今でもいたたまれない気持ちになります。でも当時は「可哀相だけど母の為だから」と思い、心を鬼にして血糖を下げる事ばかり考えていました。

娘にそのうち伝えておく事

(1)自分が後悔している気持ちを話す

(2)もし糖尿病になってもあまり食事にがーがー言わない

(3)枕の下にキャンディーを見つけても目くじらをたてない

(4)いつも優しく接する


ブドウ糖負荷テストの結果は「糖尿病予備軍ではない」との事。
誇らしげに娘にそう伝えたけれど、予備軍であっても言わなかったかも。