大ニュース!!

欧米連合軍と日本の大奥軍団+おっさん軍団+OL軍団の大バトル、略してその名も「食いしん坊の妬み世界大合戦」が2007年3月4日に開戦いたしました。
開戦に至るまでの成り行きはこちらを参照のほど。

そして昨日は新たに松姫様、こと老舗三代和菓子の松屋の女将がカステラでご参戦なさいました。国際法に基づきまして、プロでございますから17点のハンディーポイントを課せる条件で参戦していただく事に致しました。(ふろっしゅさん、17ポイント、どう思う?そもそもハンディーポイントって何?)

カステラ等には欧米連合軍、負けてはおれませぬ。
で今日はアメリカで人気のPumpernickel Breadをご紹介致します。
パンの本には必ず載っているPupernickel Bread。Pumpernickelとは単なるライ麦の粗挽きの事。別名Rye Meal.

Pumpernickel Breadの作り方

(1)陶器のボールに水を入れ、電子レンジで熱くして(沸騰ではない方が良い)インスタントコーヒー、塩、糖蜜(Molasses:黒糖?)を良く溶かす。
熱い湯 170cc
インスタントコーヒー 小匙1/4
糖蜜(黒糖:Molasses) 大匙3
塩 小匙1

Molasses写真は全部拡大できます。

(2)上が生温くなったら上からドライイーストを振りかける。
ドライイースト 小匙2+1/2

(3)別ボールに粉類を全部合わせる。
強力粉 210〜220グラム
ライ麦 粗挽き 65グラム
ドライミルク 大匙1
粉のココア(出来れば無糖のココア)大匙2
砂糖 大匙1
バター 大匙1
コーンミール(あれば)大匙2

粉類
 
(4)(2)と(3)を良く混ぜて一塊にして、ここでちょっと水分が多すぎるようであれば粉を大匙1くらい加えて下さい。手にべたべたと生地が付くようであれば水分が多過ぎです。

(5)HBに入れて20分捏ねる。(生地サイクル)そしてそのまま第一発酵。手捏ねの時はしっかりと捏ねて、油を塗った大き目のボールに入れてぬれ布巾をかぶせて、約2.5倍になるまで発酵。
第一発酵

(6)粉をうった台に取り出して麺棒でゆっくり空気を抜き、端から巻く。とじ目は水で生地を濡らしてしっかりと閉じる。

(7)台に胡麻とカラウエーシード(Caraway Seeds)をまぶして生地を転がせる。生地を少し濡らしたら種が付きやすくなります。
胡麻 大匙2
カラウエーシード(Caraway Seeds) あれば 大匙1


胡麻

(8)焼くまで27度C(80度F)で約40分発酵させる。大体2倍くらいに膨れるはず。クープを深く入れて(表面に平行に)バターを置いて
クープ

(8)220度C(425度F)に予熱したオブンに入れて、先ず7分焼き、温度を210度C(415度F)に落として更に13分〜15分焼く。途中で焦げすぎるようでしたらアルミを軽くかぶせると良いです。

出来上がり。
焼き上がり

このパンパーニッケル ブレッドはこれからが美味しいんですよ!

スモークサモンとクリームチーズのスプレッド!

スモークサモン、イタリアンパセリ、マヨネーズ、クリームチーズ、ニンニクを適当に混ぜるだけ!
サモンチーズスプレッド

これはばあさんお勧めの絶品です。

出来辺り(小)

Note:PumpernickelBreadは強力粉とライ麦を半々が普通ですが、ライ麦が多い分だけパンは硬めになります。これに全粒粉を加えてもOK。