先程ふろっしゅさんのブログで「たん攻め」をなさっていたので、私も今日は「たん攻め」で

鯰の焼いたん蒲焼風 (黒砂糖さん文法の校正有難うございました。早速訂正いたしました。)

昨日は下ろした身を2枚ずつに切って、味醂、醤油、砂糖を合わせてそれに一晩浸けておきました。ナマズを触る度に脂が手に付きます。かなり脂がのっているお魚のようです。なかなか好調な走り出し。

オブン(Broil)で焼く事27分。途中で裏返して4回程タレを塗りました。皮からぽとぽと脂が下の鉄板に落ちるとば〜っと香ばしい煙が上がります。台所中が蒲焼屋の匂いで充満。

出来上がり。試食者3名。

ナマズの蒲焼大きな画像

一口食べて

お友達:わ〜美味しい〜!ウナギみたいにやわらかい〜!

私:う〜ん、美味しい〜ウナギの味だ〜!黒砂糖さんがウナギの蒲焼より美味しいって、その通りだわ〜。

1分後

お友達:ん?何か変な味がする?

私:ん?後味になにかある!

じいさん:美味しいよ。

私:ナマズの泥臭さ?それとも養殖の薬?

お友達:これは泥臭さとはちょっと違うみたい。薬物的な風味だね。

じいさん:美味しいよ。

という事で、このナマズ、私の頑張った味付けのかいなく、養殖に使われている薬の味がしました。3口程食べると慣れてくるのですが、薬という観念が頭から離れず、不味いというより、気味が悪いのです。それでもウナギの食感と味にそっくりなので今回は全部食べてしまいましたけどね。次回はありませ〜ん。

アメリカでもナマズ養殖は盛んです。でもこのナマズは一体どこから来たんだろう。レストランでもナマズは使っているから全部こんな風味がするはずがないし。生きたナマズが中国から来る可能性はあるのだろうか。

中国産のウナギが怖くてアメリカで生きているナマズを買って料理してウナギ蒲焼もどきを作ろうってのに、このナマズが中国産じゃ意味ないって事。

全体大きな画像身長51cm

今日はこれからアメリカのナマズ産業についてちょっとお勉強してみます。まとまったらご報告致します。