先日メキシコ料理のサルサをご紹介したので、今日はサルサに欠かせないコーンチップスの作り方です。(りす美さん、6月3日にレシピ更新しました。)

手作りコーンチップ

コーンチップスの生地は揚げたり、オブンで焼いたりもできますが、油で揚げたコーンチップスはカロリーが怖くて食べる勇気がありません。それでばあさんの方法は一番簡単なフライパンで空焼きする方法。

作り方

(1)ボールにマサ(masa)(マサハリナ:アメリカでは普通のスーパーにあります。日本在住の方、ここでえ〜っなんて仰らなくても大丈夫よ!下にコーンミールで作る分量も書きましたから。)と塩を良く混ぜます。

Masa Harina(マサ ハリナ)  100グラム
塩  小匙1/4 
マサ ハリナ

(2)そこに水と油を合わせてよく混ぜます。
 80グラム
サラダオイル  大匙1弱 カロリー制限の方はサラダオイル無しでOKです。

(3)良く混ぜて押さえつけるようにして一塊にします。まとまらずにぱらぱらと崩れるようでしたらほんの少し(小匙1)水を加えて下さい。反対に水分が多くて、べちゃべちゃと手につく様でしたら、小麦粉を少し加えて下さい。ぱらぱらし過ぎでも、べちゃべちゃし過ぎでも伸ばし難いです。下の写真の様に手につかない塊になります。

生地

(4)生地を4〜5つくらいに分割します。分割する理由は小さく分けた方が薄く伸ばしやすいからです。フライパンが小さければ、6〜7つに分割する必要があるかもしれません。サランラップを広げて、中心に生地一個を置き、上から又サランラップを被せて、麺棒でできるだけ薄く丸く伸ばします。どうせ割りながら食べますから奇麗な円形にする必要はありませんよ。厚さはお好みですねえ。揚げるなら分厚く(油で揚げる時は下をご覧下さい)、焼くなら薄く。ぱりぱりが好きなので、私はできるだけ薄くのばします。

(5)薄く伸ばしたらゆっくりと上のラップを剥がします。
サランラップの生地と接触していた部分を小麦粉に押さえつけて少し粉を付着させます。この粉が多すぎると出来上がりが粉っぽくなります。全くつけなくても問題なくできればその方が良いです。

粉付着

それを再び生地の上に戻して、ラップと生地ごと上下をひっくり返します。今度は反対側のラップをゆっくり剥がします。一応両側のラップを外さないといざフライパンに落とそうと思ってもさっと剥げないからです。

(6)フライパンを最低温で空焚きし(焦げるので熱すぎない方が良いです)。少し熱くなったら重ならないように生地を広げます。ここがちょっと難しいところ。上手に落とさないと直ぐ重なってしまいますよ。重なったのを戻そうと思って火傷しないように!

(7)蓋をしてゆっくりと少し焦げ目がつくまで焼き、返して反対側も蓋をして焼きます。ぱりっと焼けたら出来上がり。

焼き加減

注:このままディップも無しに食べると、「何〜これっ?」っていうようなお味です。塩気も控えてあるし。必ずサルサと一緒に召し上がって下さいね。

Masa HarinaはHominyというコーンを挽いて粉にしたものです。Hominyは普通のコーンをライムでアルカリ加工をしたもの。
コーンミールはコーンを挽いたもの。
メキシコ料理で主に使われるのは前者のMasa Harinaです。
風味が大分違いますがうちのじいさんは分からないって。(笑)

コーンミールで作る場合の分量

小麦粉  50グラム
コーンミール  50グラム
 45グラム
塩  小匙1/4
サラダオイル  大匙1弱
ライムのしぼり汁  小匙1

100%コーンミールでも出来ますが、水の代わりに熱湯を加えていきます。この方法はした事がありませんが、水でして失敗をした事はあります。(笑)水だと全くまとまりませんでした。

油で揚げる時

ちょっと厚めに伸ばして、大匙2くらいの油をフライパンに入れて、中くらいに熱し、温度を下げてから伸ばした生地を重ならないように入れます。ゆっくり低温で奇麗な焼きが付くまで両面を炒めます。

コーンチップス

カロリー高いけど揚げると流石に美味しいです。