モッキングバードの写真じいさんは10年程前に鳥のさえずりで不眠症になった事があります。若い時から超音波の音がかなり幅広く聞き取れる耳を持ったじいさんには必要以上に大きな音がこたえるらしい。

あれから10年、大分聴力も落ちて生活するには丁度良くなってきました。
じいさんの不眠症を起した鳥は北アメリカに生息するモッキングバード(マネシツグミ)。

文字通り(mockは真似るという意味)、ありとあらゆる音を真似してさえずります。本来のさえずりも持っているのですが、私には一体どれが本来の鳴き声なのかわかりません。犬の鳴き声から木を切り倒す機械の音まで何と40種類のさえずりを簡単に覚えるらしいです。

昼間は車の騒音に消されてまだ可愛いのですが、10年前に我が家の庭に来たモッキングバードは何を血迷ったのか夜中の11時から明け方の4時頃までさえずり続けていました。

夜中にこんなに煩くさえずる鳥がいるものかとモッキングバードについて調べたら、どうも発情期に入ると夜も昼も構わず歌い続けて縄張りを主張する鳥だそうです。

幸い今回は我が家の庭には来ていないのでそれ程煩くないのですが、まあまあ息をつぐ暇もないくらい。これは吸引する時も音を出せる鳥なのでしょうか。全く息つぎの無い鳴き方なのです。

まあまあ聞いて見てくだされ。百聞は一聞にしかずですから。
部分的に途中で少しちーっちーっと鳴く鳥がいますが、それ以外はほぼ一匹でこんな感じです。かすかに聞こえるもう一匹のモッキングバードに対抗して鳴いているようです。しかもこれ、我が家じゃなくて遠くから聞こえてくる鳴き声なんですよ。