象印のHBのレビューをしているつもりなんです。
なのに、第一回試験が説明書にもない「お餅つき」ではレビューの意味が無いっちゅーの!

パン子さんから「ところで、パンは作られましたか?」なんて聞かれちゃったです!

そうですよね!HBのレビューなら先ずはパンからですよね!

で、今日は問題の「light sour dough bread」と説明書にあるサワー種パンを実験する事にします。

(1)先ず中種を作ります。
HBに
水 カップ1+½ (アメリカの1カップは226.796185 ccです)
強力粉 カップ2
ドライイースト 小匙2
 (元種はイースト!(笑))
を入れてHBの「sour dough starter」のボタンを押します。

(2)2時間10分後に中種がこのように完成しています。

中種

(3)ここに
強力粉 カップ3
塩 小匙 1+½
砂糖 大匙 2
ドライイースト 小匙 2
りんご酢(apple cider vinegar 甘くない酢)大匙 3
レモン汁 大匙 2

を加えて「基本設定」=食パンサイクルを押します。

3時間半後にはHBの中でパンが焼け終わる設定。
ですが、自分で成形したいので、第3発酵の前に生地を取り出して、成形して40分発酵させた後にオブンで焼きました。

サワー種パン

感想:

サワー(sour)とは英語で酸っぱいという意味です。本当のサワー種は小麦粉と水を同量に混ぜて30度位で5日間程発酵させて作るものです。長く発酵させているうちに独特の酸っぱい香りが出てきます。この酸っぱさが特徴でこのパンの名前がついた所以。

本来なら5、6日かかるのをここでは合計5時間半で出来るサワー種パンですから、本当の酸っぱさが出るわけありません。酸っぱくする為にこのりんご酢とレモン汁が追加されたのでしょう。
香りは確かにサワー種の酸っぱい香りがします。でも味は全くサワーではありませんでした。でも普通のパンとしてなら美味しいですよ。中の手触りは中種法らしく、ちょっとモチモチ感あり。でもこの感じなら中種法をするまでもないかも。

でもね、

24時間発酵設定が出来るので、全自動ではありませんが、このHBでも本当のサワー種は出来ると思われます。そのうち、これも実験してみますね。 でも我が家はパンの消費量が多いので5日間もHBを使えないというのは厳しい。次回はHBを使って苺酵母の実験です。

お楽しみに!