前回では鉄のフライパンから鉄が体に吸収されるかどうかという問題で色々なご意見ありがとうございました。

正しい情報は健康維持に大切な事なので調べてみました。

但し、人間夫々に体質が違い、同じ物を食べていてもその人の体質で体への影響が違いますから、一概に結論を出せるものではありませんが、こういう場合もあるので気をつけたほうが良いという程度で参考になさって下さい。

下は情報が正しいと思われるサイトです。
愛知県栄養士会 ちょっと気になる食の情報 で鉄フライパンの事

肝臓を守るための新しい食事療法(鉄摂取制限療法)

三重大学大学院医学系研究科病態制御医学講座消化器内科学助教授の垣内 雅彦の鉄制限食のレシピ

山口県薬剤師会の「薬の相談室」


上のサイトを要約しますと:

鉄は食器や調理器具から溶け出し、人間の体内に入るそうです。
貧血の方には良いですが、一般に男性、更年期過ぎの女性は鉄摂取には気をつけた方が良いそうです。
特に肝炎あるある方は鉄の摂り過ぎに注意。
鉄の摂り過ぎで肝臓や脾臓、心臓、大切な臓器に鉄が溜まってしまい、深刻な病気を引き起こします。昨日syukoさん(看護婦さん)もコメントに書いていらっしゃいます。


お鍋に関しては:

cookyさんが鉄鍋から鉄分が出て体に吸収されると書かれてあるサイトを紹介してくださいました。鉄器から出る二価鉄は体に吸収されるそうです。
南部鉄器の鉄はどんな鉄?

サプラメントのサイトでは人間の体には鉄分が必要であると強調していますが、摂り過ぎの注意は書かれてないサイトがあります。なるべく血液検査で鉄分が少な過ぎる事を確認してから飲む方が良いと思われます。

結論を出す前に先ずは自分の体の状態を正確に知る事が大切だと思いました。つまり自分の血中鉄濃度を調べてから判断する事。

因みにテフロン加工のフライパンに関しては2005年にアメリカの環境保護庁はテフロン加工に使われるperfluorooctanoic acid (PFOA)という物質が発癌性と発表しました。デュポン社、と他7社は2010年までにPFOAの使用を95%に減らす事、2015年までには完全にPFOAが空気中から出ないようにする事が決定しています。EUでは欧州委員会が2005年12月5日にPFOSの使用の制限規制案を発表しました。カナダはフッ素化合物も全てを禁止することを検討中。日本では人への長期毒性の疑いありに指定されていますが、規制はないそうです。
ワシントンポスト(英語)
地球を汚染するテフロン化学物質 PFOS/PFOAの問題ワシントンポストと同じ内容(日本語)

皆様のコメントのお陰で沢山お勉強になるチャンスができました。今日もご訪問ありがとうございました。
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