Chiblits家では去年から家族メンバー各々がfindgift.comにサインアップしてクリスマスプレゼントに欲しい物をリストするようになりました。娘からイーメールが来て、息子の嫁、GGのリストに「プラスティックが溶け出さないボトル 1リットル入り」があるという。私が一番暇なので娘から私に宿題です。下記の物は一体何でどこで買えるのか検索しろって。

「プラスティックが溶け出さないボトル 1リットル入り」って何?

「プラスティックが溶け出さないボトル:bottle which doesn't leach plastic」とGoogleにかけたら…出ました!出ました!

今回の検索で学んだ事:

食料や飲料水が入っているプラスティック容器の表記を見ると、アメリカの場合ですが、下の写真の様に三角の中に番号が書かれいます。

リサイクルナンバー

三角の印はアメリカではリサイクルシンボルと呼ばれる印で、リサイクルに出してもOKであるという意味。

●三角の中の番号が1番(ポリエチレンテレフタラート)の場合はいわゆるペットボトルと呼ばれるもので、殆どの飲料水がこれに入っている。2度使いはしないほうが良いと書かれているサイトもあれば、ここに寄るとアメリカのFDAは2度使いでも害はないとしています。

ペットボトル

●2番 HDPE (high density polyethylene=硬質ポリエチレン)
4番 LDPE (low density polyethylene=軟質ポリエチレン)
5番 PP (polypropylene=ポリプロピレン)の番号であればプラスティックが溶け出す危険性は小さく(あくまでも小さく)心配しなくても良い。

●3番 (Polyvinyl Chloride)一般に食べ物の容器には使われず、工業用プラスティック。燃焼中にダイオキシンを出す。

●6番 (Polystyrene)発泡スチロール。アメリカではテイクアウトの容器や食料を入れる容器に使われている。ごま油等の油と接触すると溶ける。耐熱性はあるが食べ物にプラスティックが溶け出す。

●一番問題なのは7番。ポリカーボネート=polycarbonateというプラスティックで環境ホルモンとして騒がれたもの。サイクリング用や、ハイキング用に作られたカラフルな水筒が殆どこれで作られているそう。ネットの情報に寄ると100%実証されてはいないようですが(反対意見もあるので)これを使った容器からはビスフェノールA=Bisphenol A が流出して(ここまでは実証されている)人体に入ると、内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)になるそうです。乳がん、子宮ガン、乏精子症、タイプ2糖尿病の原因にもなっていると書かれてあります。

●怖いのは殆どの赤ちゃん用のボトルやカップはビスフェノールAが入ったプラスティックが使われている。ヨーロッパでは2006年に3歳以下が使うカップにはポリカーボネートの使用禁止が決定。2006年12月はサンフランシスコ市が同じく決定。2007年3月にはベービーフードの会社、Gerber、Playtex、 Evenflo 、Avent、 Dr. Brown'sがベービーフードに流出したビスフェノールAの為にロスアンゼルスの最高裁で告訴されているそうです。

●下の写真のようにRがついているものはリサイクルでできた容器。

r1

で、結局嫁のGGに買おうかと思っている水筒は1、2、4、5番のプラスティックでできたものを選ぶようにして、3、6、7は避けるつもりですが、一番安全なガラス容器か、陶器の入れ物の方が良いのではと思うようになりました。私の好きなスポーツ用品店 REIでも7番のプラスティックでできたボトルがかなり売られているようです。名の通ったお店で買うなら安全という事は全くないようですから、選ぶ時はプラスティックの種類を良く確認する事。

どなたかお勧めの品がありますでしょうか。

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参考サイト
Co-op America
Trusted MD
EarthOdyssey