29年前T君のお母さんから初めてお電話があったのは息子が保育園に行っている時でした。日本人の方と通園にカープール(車の相乗り)をしたいのだけど、日本人の生徒さんの電話番号が欲しいと尋ねたら私の電話番号を渡されたそうでした。

それ以来、Tさん家族がシリコンバレーに4年間住んでいらっしゃる間は殆ど毎日一緒に遊んだり泊まりあったりする仲の良いお友達でした。

帰国されてからもお母様と数年クリスマスカード交換は続いていたのですが、息子達は其々の小学校に進み、T君も日本の小学校に入ったらすっかり英語も忘れてしまって、手紙の交換は一度もなかったような。

ところがつい3週間前にT君からイーメールが届き、会社からマサチューセツ工科大学のドクターコースの留学に送られて、今ボストンに1月から住んでいるという。今週はカルフォルニアのサンディアゴでコンベンションがあるので是非息子に会いたいのでメールアドレスが欲しいというメールだったのです。

サンディアゴでハイブリッド工業機械のコンベンションを終えたT君は金曜日の午後サンホゼに到着、それからT君と皆で息子の家を訪問した次第です。とてもやんちゃで女の子のように目がぱっちりで可愛い、舌足らずのT君が、すっかり落ち着いて、おでこも少し禿げ上がった優しそうな紳士に成長しているのに感激しました。息子より1年早く結婚して、奥様は3月にボストンに到着とか。

暫く話しているうちにT君の話す表情に、保育園児のT君の顔が重なって不思議な気持ちになりました。あの時お別れしたT君がこうして24年後に我が家の食卓で再び夕食を一緒にするなんて。そのうち、T君の子供も一人で来るんじゃなかろうかと色々想像してしまいました。

昔の二人昔の二人

ハロウィーン

今の二人24年振りの二人

welcome 嫁の両親が用意して下さったケーキ。(ケーキ屋さんから)


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