アメリカでは又中国からの輸入品で12人の死者を出し何百人もの人がショック症状を起してこの数日大きなニュースになっています。

今度はそれがペットフードでもなく、玩具のペンキでもなく、人間が飲む薬というのですから何をかいわんや。ドイツでも80人の患者がショック症状を起し、薬がリコールされています。ドイツの製薬会社はアメリカが輸入した会社とは別の中国の会社から輸入した薬が原因ではないかと発表しています。

今回騒動されているのはheparinという血液をうすくする薬。
アメリカ食品医薬品局の調べでは中国から来たこのheparinが偽造らしいのです。このheparinまがいの化学物質が故意に加えられたのか、それとも過失によるものか両国で調査中だそうです。

これだけの中国産の問題が続いているのに薬メーカーが安全性をテストしないで使っていると言うのは無謀とも思えるのですが。
ニュースではこのheparinまがいの物質が5〜20%だけ入っているのでテストをするとheparinと同じ反応が出る為、発見が難しいと書かれています。って事は中国の会社は5〜20%の偽造物質を混入するならばばれないだろうと思ったのでしょうね。 そこまでお金を追求するところが凄い!

ニュースでは中国から薬を輸入するのはコストを下げる為と言っていました。アメリカの輸入薬の80%が中国からというのも驚きでした。

勿論そんな偽造薬を作る中国も大問題ですが、これからはそれを使うアメリカのメーカーにも同じ責任を取って欲しいです。中国からきた粗雑な原料が原因と責任逃れをしないで、製薬会社の社長にも同罪の判決をお願いします。

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ニュース源

China Official: Working With US On Probing Tainted Heparin

FDA finds contaminant in suspect blood-thinner

冥土 IN チャイナ