飛行機を降りて日本に入国した途端「あぁ ここは間違いなく日本なんだ!」と感じさせられる事が一つあります。外国はアメリカしか知らないばあさんですが、日本に訪れるどの外国人も私と同じ気持ちで驚くのではないでしょうか。

それは日本人の礼儀正しい態度でもなく、販売機の熱い缶入りコーヒーでもなく、日本人の若者のファッションでもない。 

それはほかでもない日本の綺麗なトイレ!
あそこでゆっくり座って一時間コーヒーをすすりながら、読書をして時間潰しをしてもよいと思ってしまうくらいに綺麗で清潔だと思うのです。

先ずびっくりする事はドアが1mmの隙間もなく閉じられるのです。アメリカの公衆トイレの様に3cmの隙間なんてありません!大きな隙間から見えないように用を足すのは無理としても、外に居る人と目が合わないように、ひたすら前かがみに下を向いて座る必要もなし。床が尿でぬれていることはなし。ましてや前の使用者の残り物も見たことがない。そしてハンドバッグを置く棚が取り付けられているだけでなく、スーツケースを横に置くスペースまであるのです!

そして驚きの頂点に達するのはあの世界に誇るウォッシュレット!
田舎者のアメリカ人やヨーロッパ人の中にはこの存在でさえ、使い方でさえ、従って価値さえ分らぬ人が多かろうと思われるが、あの清潔さだけには私と同じ気持ちではないでしょうか。

名古屋新国際空港でゆったりとした気分でそんな事を思っていると、次の鹿児島行きのフライト中に正しくそれを証明する記事を発見。
ANA機内誌の阿南満三氏が書いた「ぺりーと沖縄」という記事の中にありました。
1853年ぺりーが初めて日本、沖縄に入った時の印象です。

ぺりーは『遠征記』の中で首里について、次のように語っている。

「これ以上の清潔さを示している都市を私はまだ見たことがない、一点の泥も、塵さえもまだ見ることができず、あらゆるシナ都市の不潔と異なるものである」




沢山のコメント有難うございました。
只今親戚のパソコンから更新しています。未だコメント返信がゆっくりできませんので暫くお許しを。自宅のネットが開通次第、ご返事致します故。
へへへ、ばあさん、11時間のフライトに耐えて痛いところがあちらこちら。
でも未だ生きております。ちょっとばあさんの声を聞いて安心したらぽちっ!って誰が。

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