今日はじいさんからこんなニュースが送られてきた。
「アルツハイマーに新薬」英語 日本語はここ。

正直、こんなニュースは本当に嬉しい。
「Rember」という薬で進行を止めるのに画期的な薬らしい。

母は亡くなる半年前には認知症と言われました。
でもその2年前、自分は漢字を書けなくなったから、漢字の練習をしなくちゃと言っていました。
自分の脳が退化しているみたいだから、脳外科に行ってMRIを撮ってもらうと言ったのも2年前でした。
なんとなく自分の変化に気がついていたのでしょう。
あの時にこの新薬「Rember」を飲んでいたら、母と最期のお別れができたのかもしれない。

つい先日、脳細胞のプラック(歯で言えば歯石みたいなもの)を除く新薬ができたのに、プラックを除いても病状は改善しなかったというニュースで落胆したばかりでしたから、今回のニュースは本当に嬉しい。

因みに今度の「Rember」はプラックじゃなくて、Tauというたんぱく質を除く薬らしい。「Rember」でアルツハイマーの進行を10年遅らせて、他の病気で一生を終える事ができたら、どんなに良いでしょう。

商品化されるのは2012年頃とか。
あと4年。
それまで私の脳は大丈夫だといいなぁ。

続きのニュースはこの新薬試験を受けた人の例です。私と同じような不安のある方に是非読んで頂きたく、日本語に訳しましたから、続きを読んでね。
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新薬の効果 英語ニュース

Ian と Sandra Sutherlandさんのお話

Sandraさんは2005年アルツハイマーと診断されました。数年前から会計の仕事に集中できなくなっていました。

当時61歳のSandraさんは偶々他の病気で検査を受けた時に、アルツハイマーである事がわかったのです。

Sandraさんは現在は退職してAberdeenにご主人とと息子さん二人で住んでいます。
「自分がアルツハイマーだと言われた時打ちのめされました。」Sandraさんの言葉です。会う人皆に自分はアルツハイマーだと言うと、誰も信じてくれませんでした。

Sandraさんは2年前にこの新薬試験に参加して最近はクロスワードやガーデニングを楽しんでいます。(Sandraさんの写真はサイトを見てね)

Sandraさんの話:「この新薬を飲み始めてから、自分に自信が出て、積極的になり、集中力は2年前から落ちていません。」

ご主人の話:「Sandraは良い日と悪い日があるけれど、病院のミニテストの結果では全く悪化はしていない。薬が効いているのだろう。」

突然空白

72歳、Jimmy Hardieさんは冷蔵庫に間違えてお砂糖を入れたり、感情の起伏が激しくなりました。

Hardieさんも2005年、アルツハイマーと診断されて、当時、何かをしていて突然頭が空白になり自分が何をしていたのか思い出せないという症状でした。

2006年、新薬試験を始めてから、現在はマス釣りを経営し、余暇に自分の小屋でDIYを楽しんでいます。

本人も奥様も「rember」のお陰で自信がついてきたと言っています。

Hardieさんは近くの電力会社に14年勤めていました。新薬も勿論のこと、沢山のお友達を持ち、趣味を持つ事もこの病気を大いに貢献したと思っていると言っています。
 
危険信号

2年前Hardieさんは自分の小屋に行って、自分が何をしに小屋に行ったのか忘れる事が多くなってきました。

「でも最近では計画も立て、それを実行する力、小屋で自分の作りたいものをちゃんとできるようになったので本当に心強い。」


私も台所に何を取りに行ったのか忘れることがあるし、冷蔵庫に間違えて物を入れる時もあります。年齢相応にぼーっとする、忘れっぽくなるのと病気の境はどう線を引いたらよいのか良く分らない。

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