こんなタイトルを書いたらいかにも自分がブルーベリーに関して熟知しているようであるが、これはあくまでも自分への覚書であります。

この数年ブルーベリーを植えたいと思いながら遂に昨日実行に及んだ。

因みにサンフランシスコ周辺で植えても良いブルーベリーの品種は:

Berkeley (寒さが必要 酷夏に弱い 中)
Bluecrop (上に々)
Centurion (寒さが少し必要、暑さに強い 遅 皮が厚くて焼き菓子に向く)
Chandler (寒さが必要 酷夏に弱い 中遅)
Earliblue (寒さが必要 酷夏に弱い 早)
Jubilee (寒さが必要 酷夏に弱い 中)
Legacy (寒さが少し必要、暑さに強い 中)
Misty  (寒さが少し必要、暑さに強い 早)
Reveille (寒さが少し必要、暑さに強い 早早)
Sharpblue (寒さが少し必要、暑さに強い 早早)
Southmoon (寒さが少し必要、暑さに強い 早)
Sunshine Blue (寒さが少し必要、暑さに強い 遅)
Top Hat (小型ハイブリッド 中)

こんなに沢山種類があれば何を植えたらよいか分らないではないかと思いきや…
園芸店には「Earliblue」と「Sharpblue」しかなかった。(簡単に問題解決)


Blueberry Planting Tips


●ブルーベリーは少なくとも2種類の品種を植えると、異花受粉ができるので、その結果、ベリーのサイズが大きくなり、収穫も増える。当然収穫時が異なるので、長期の収穫が可能になる。(一種類で充分だと思ったけど、異花受粉が良いとは!)

●太陽がよく当たる場所を好むが、夏は午後暑い日差しを避けられる少し蔭になったほうが良い。(朝は蔭で昼は日向、この逆の場所しかなかったのだ!)

●コンクリートの近くや、夏の反射熱を受ける場所は避けたほうが良い。

●土壌はツツジが好む条件と同じ。酸性土壌 ph 4.0〜5.0 (phなん言われてもどうやって計る?)

●直径24インチ(60cm)深さ12インチ(30cm)又は入っていた鉢の同じ高さの穴を掘る。(こんなところに限って掘りネズミは掘ってくれていない)

●入れる土は、掘り起こした土とGardner and Bloom Acid Planting Mixを
1:3の割合で混ぜて、
プラス
Grow More(Granulated Soil Sulfur) カップ1
プラス
Dr. Earth Phododendron カップ1  
を良く混ぜる。 
つまり、ツツジ専用の肥料を入れればOKって事にしよう。(ここがO型)

●植え終わったら5〜10cmの根おおい(mulch)をする。乾燥を防ぎ、酸性を保ち、雑草が防ぐので毎年5月ごろ根おおいをするとよい。

●酸性肥料(ツツジ、シャクナゲ、椿用の肥料ならOK)を初春に、その後は二ヶ月に一度。
Grow More(硫黄の入った土)を春と秋に。

●表面の土が乾いている時は、深く水を補給。 大体ベイエリア(サンフランシスコ周辺)では一週間に1〜2度くらい水をやる。


植えた所は昔大きな松の木が沢山針葉を落とした所で、針葉の腐葉土ができているところ。針葉はかなり酸性であると聞くので、上のリストにあるものは一切使わず、針葉腐葉土のみとした。


earliblueearliblue

sharpbluesharpblue

鹿児島ではブルーベリーが街路樹に使われているくらい簡単に育つようなのに、こちら、カルフォルニアで周囲の話を聞くと、ブルーベリーをこのあたりで成功させるのは至難の業と聞く。
そうか!そういえば日本のツツジはどこでも美しく育っているが、カルフォルニアのツツジは何とも貧弱。私も何度もツツジを失敗したんだったわ。

さぁ〜来年はブルーベリーがどんな成長を遂げてどれだけの収穫があるのか楽しみな方は下をぽちっしてね。私は来年まで生き延びてくれるかしらと心配しているんだけど。


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