とは、私の意見です。見方によっては私の方が哀れかもですが。

娘の勤めている会社が人件費節約の為、去年からシンガポールへOffshore(移動)が決まり、先月末で完全閉鎖となりました。で、娘は今仕事探しです。

今回は婚約者と住んでいるし、これでまぁ出戻ってくるとは期待してはいないけれど、(前回は自分で辞めたので失業保険が出ず、自宅に出戻ってきた)暫く婚約者に甘えて仕事のない間に結婚式の準備でも一緒にしてくれたらなぁ〜と考えた母の期待は見事に裏切られてしまった。

娘に言わせると、生活ができるかできないかの問題もさることながら、仕事を持たない生活は恥ずかしいらしい。自分の人格が認められないと言うか、誇りを持てないそうだ。

アメリカの女性が全て同じ考え方とは絶対に言えないけど、世間のプレッシャーは確かにあるのかもしれない。私も驚いた経験があったっけ。息子が結婚した当時、ご近所や白人の知り合いに結婚の報告をすると、開口一番の質問が「彼女の職業は何なの?」でした。この「職業」で彼女を判断するという傾向がアメリカの一部の層ではあるのだと感じました。ましてや無職となると無能に等しく思われるのか。娘は無能には思われたくないというところだろう。

こういうプレッシャーがある社会に住むアメリカ女性は大変だなぁと思ってしまいます。

私の頃は女性は結婚して家庭に入り美味しいお料理を作って家族を喜ばす…ものと教えられましたから。(日本での話し)アメリカももっと一昔は同じだったのでしょうけど。今や女性が科学者になり、技術者になり、そして大統領になり、副大統領にもなる時代になりましたもんね。

近年は能力ある女性が働いて男性は家庭的な役柄をこなしている人も多いと聞くけど、それは当然な傾向でしょう。誰かが家庭を見なくちゃいけないからね。

でも私の場合は、プライドとかそんなもんじゃなかったです。
外国でもし夫が病気になったら、もし離婚にでもなったら、アメリカ国籍の子供達を日本に連れて帰りたくない。どうにかしてアメリカで家族を支えないと行けない気持ちがあってその準備はず〜っとしてきました。私が仕事を続けた理由はそれだけ。確かに好きな仕事で楽しんだけれど、私にとって仕事とは外国で暮らす保険のようなものでした。

娘の気持ちとはちょっと違うのよね。
まぁどちらもプレッシャーがある点では同じだけど。
でもプライドよりも私は学校から帰った子供達と一緒におしゃべりする方が理想だけどなぁ。平日に母親と買い物に行ったりとかね。(爆)

ね、できたら、貴方も家に居て家族の為にお料理していた方が楽しいと思わない?そう思ったら下をぽちっしてね。

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