昨日から実施され始めたアメリカの新しい法律。これはカルフォルニア州だけではなく、アメリカ全土で実施されるそうです。 サンホゼマーキュリー(英語)

食品には全て産地の国名が記載されないといけないそうです。
違反は罰金1000ドル。

対象になる食品は、ひき肉、鶏肉、豚肉、ステーキ、生の果物、冷凍の果物、お野菜、ナッツ類、その他色々。

但し抜け穴あり。
加工食品、例えば豚肉は表示を課せられるけど、ベーコンは無しでもOKとか。アーモンドはラベル有でミックスナッツは無でいいとか。冷凍のフライドチキンは何処のチキンか分らないとか。餃子も加工食品ですよね。

表示法はお肉のパケッジのラベルとか、お野菜を束ねているテープとか、りんごにスティッカーを貼り付けるとか、どんな方法でも良いのですが、消費者にどの国で生産されたものなのか、分るようにしなければならいないそうです。

これでミツワのにんにく、長芋や里芋が何処から来ているのか分る〜!
どこにも表示されていないので、一体何処から来ているのかず〜っと疑問に思っていたのです。聞きたくても多分正確な答えは得られないであろうし。分らないから買わなかったのですが、これでローカル産だと分ったら買うかも。

これからは販売元だけ記載してもだめなのです。
卵は殆ど販売会社しか記載されていないような。オーガニックの卵も、オーガニックのにんにくも中国産がかなり入っています。実際に私が買ったオーガニックのにんにくは中国産でした。そして中国産の卵って気味が悪いくらい大きい。中国系のスーパーでは必ず売られているジャンボ卵(jumbo eggs)、今度覗いて見てください。びっくりするぐらい大きいですから。あれは明らかにホルモン剤使用でしょうね。

ところがもう一つ問題。
ニュースを読むと、ラベルを貼らないといけないのはU.S. supermarkets と large food retailers、つまり、アメリカのスーパーマーケットと規模の大きな食品店なんです。という事は、ファーマーズマーケットのお野菜は対象外って言う事ですよね。 時々ファーマーズマーケットに出ているベンダーもちょっと怪しい感じがするときもあるのです。有機栽培といっても、本当にそうなのか確証はないし。こうなると自分の全五感を、しっかりと研ぎ澄ませて自分で判断するしかないということですね。

まぁそれでも、今度の法律は消費者には有難い進歩。

今度スーパーに行ったらお野菜にちゃんとラベルがあるかどうか、確認しみなくちゃと思われたアメリカ在住の方、下をぽちっしてね。今日も我愚ブログにお付き合い有難うございました。

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追記:「U.S. supermarkets」にもちょっとひっかかる。日本資本が入った外国人経営の「ミツワ」は対象にならないのだろうか。