お肉の塊をローストする前に一晩塩水に浸しておくブライン(brine)という方法があります。長時間塩水に浸しておく事によってお肉の焼き上がりがとても柔らかくジューシーになる方法です。


七面鳥のブライン法をネットで調べると、殆どが
3.8リットルの水に1カップ(230cc)=280gの塩を溶かした塩水に一晩浸ける。つまり7.3%の濃度で浸けるのです。かなり塩辛いです。

我が家は二人なので鳥も豚も一番小さめの塊を買います。
普通の七面鳥なら12キロするところを、私は7キロ位のを買います。
当然鳥はサイズが小さくなりますね。

このサイズならば3.8リットルも塩水は必要ないでしょう。
まぁ〜半分でも足りるくらいでしょうか。

水を半分にすると1.9リットル。
当然塩も半分で140g。

算数ができて良かった良かった!これで美味しい七面鳥が焼ける!

と貴方も思うでしょう?

ところがここに大きな落とし穴が!
決して、料理はそんな単純じゃないのです。

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このまま焼いたらとても塩辛い七面鳥になります。
どうしてでしょう?
塩水を減らしたからと言ってもね、7.3%の濃度は変わらないのです。
同じ濃度の塩水に大きい七面鳥と同じ時間浸けたら、小さい七面鳥は塩辛くなり過ぎるのです。

よく考えると当然なのですが、
小さい七面鳥は浸け時間を短縮しなくてはいけないのです。
でもね〜ここまで書いてくれているレシピって殆どないの!
ただ、12時間〜24時間浸けるってかいてあるだけ!

こんなミスを2度もして、たどり着いた結論は
:5%の塩水ならば少々浸け時間が長くなっても塩辛過ぎる事はない。
 
そこでできたのがこのレシピなのですが〜。

今日は又やってしまった同じミス。

ハニーベイクトハムのレシピを嫁の父親が送って下さったので、夕べからハムにチャレンジしてみました。
今回もレシピは4キロの豚肉と書いてあるけど、私のは半分の2キロ。
しかも骨付きの腿ではなくて、骨無しサーロイン。

私の頭からすっかり七面鳥の苦い経験が消えていた!
しかも計算間違いで何と!14%の塩水に22時間浸けたんだから!
先ずは1+1=2ができんとなぁ。

見てください!
こんな美味しそうなハニーベイクトハム。

ハム

レシピはもう一度分量を計算して出直します。

貴方もお料理中に算数を間違えたことある?なら下をぽちして同情してください!有難う〜。




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