オレンジグレーズハム

オレンジとハーブがブレンドして黒砂糖の甘みが加わり、不思議な美味しさです。
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11月の感謝祭に息子の嫁の父親がお料理して下さったポークがあまりにも美味しかったのでレシピをリクエストしてしまいました。

感謝祭のポークは4キロの骨付きだったのですが、私は約半分2キロの骨無しローインを使いました。分量を半分にしたものの、お塩だけ半分にするのを忘れたっ!(爆)
ものすごく塩辛くなって大失敗! 
それで先日妙なことを書いたのです。

でもばあさん、一回くらいの失敗で諦めませんよ!
今度はしっかり算数ができてね、大成功! 今年のクリスマスはポークに決定。

作り方に興味のある方は

続きでね ←この続きの方が本当の続きに直行します。



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オレンジグレーズポークの作り方

ブライン法は塩水に肉をつけて長期保存する方法です。このレシピは塩分が少ないので長期保存はできませんが、ブラインした肉はとても柔らかくジューシーに焼き上がります。

豚肉ローイン豚のローインです。

豚肉が完全に浸る大きさの鍋か、ボールを用意してください。ここでは豚肉ローイン1.8キロを使っていますが、650gの豚肉でも美味しくできましたよ。

(1)先ずブライン用の液を作ります。 500ccの水を電子レンジで熱くして、そこに下記の材料を加えてよく溶かします。このブライン用の液は豚肉の量によって変わります。豚肉が小さい時はそれにあわせて分量を変えてください。

熱湯 500cc
食塩 80g (アメリカのtable saltです)
黒砂糖 120g
黒胡椒(ペパーコーン) 大匙1+1/2 つぶす
黒ペパーコーンをつぶす
にんにく 5片 (大きめ、みじん切り)
月桂樹の葉 2枚

熱湯を注ぐ

(2)よく溶けたら、冷たい水750ccを加えて、豚肉が完全に浸るように入れます。20時間〜24時間浸けます。(冷蔵庫の中で)24時間後に料理できない場合は一応液から取り出して、ラップに包み、冷蔵庫で一日くらいは置いてもOKです。650gの豚肉の場合は20時間。一日以上浸けていたら、塩辛くなる場合があります。それについてはこちらで色々考慮しなければならないことを書いていますから、参考になさってください。 ここここ

冷水 750cc
豚肉 ローイン 1.8〜2キロ(4パウンド)


肉を浸ける

翌日(20時間〜24時間後)

(3)液から取り出したら、水でさっと洗い、ペーパータオルで綺麗に拭き、室温で1時間、お皿の上に置いておきます。

(4)その間に擦り塩とオレンジグレーズの用意をします。
先ず、擦り塩の用意。下記の材料をフードプロセッサーでペースト状にします(できるだけ)。生のハーブが手に入らないときは乾燥ハーブをこの半分量入れてください。

パセリの葉  1/6カップ (みじん切りで大匙2位の量)
生セージの葉(sage) 約8枚くらい (みじん切りで大匙2位の量)
黒胡椒(粉)大匙1/2
食塩 大匙1/2
オリーブ油 大匙2

次にオレンジグレーズを作ります。

(5)下記の材料を中サイズのお鍋に入れて沸騰させ、一旦沸騰したら温度を下げてシロップのようになるまで煮詰めます。あまり煮詰めすぎるとはけで塗りにくくなります。煮詰めすぎたら水かオレンジジュースをちょっと加えるといいです。

オレンジの皮 小匙1(一個半くらいのオレンジの皮を極表面のオレンジの部分だけすりおろしてください。)
オレンジの絞り汁 一個半分 (約75cc位)
黒砂糖 150g
シナモン(乾燥樹皮)3cm  

オレンジグレーズ

(6)一時間室温に置いた豚肉の表面に(4)の擦り塩を擦りつけます。

(7)オブンを235度C(450度F)に予熱します。650gの小さな肉の場合は最初から175度(350度F)が良いです。
豚肉が細長い時、綿紐で長い方向に縛って身を固くまとめます。
こうすると太さが均等になります。

しばる前
紐でくくる前

しばった後
紐で縛る

ガラスのパイレックス(または天板)に豚肉を置きます。ラックを使う場合は途中で肉汁を表面に塗るのであまり目の詰まった網なら使わないほうが良いです。(刷毛が届かないので)ラックはなくてもOKですから。

235度C(450度F)に予熱したオブンに入れて10分焼きます。肉が小さい時はこれを省いて最初から175度(350度F)に入れます。

10分後に取り出して、(5)のオレンジグレーズを刷毛で塗ります。

第一回目のグレーズ塗り

175度C(350度F)に落として豚肉をオブンに戻し、その後1時間〜1時間20分位焼きます。

その間、12〜15分置きに(5)のオレンジグレーズをたっぷり塗ってください。オブンから出し入れする時火傷しないように気をつけて下さいね。

塗っている間はオブンのドアを閉めて温度を下げないようにね。
オレンジグレーズは手早くたっぷりと塗ってください。塗っている時間も入れてトータルの焼き時間が2キロの肉の場合約80分ですから。でもあわてて火傷しちゃだめよ。
500g(1 lb.)につき20分で計算してくださいね。
例えば3キロの肉の場合は
3000÷500=6 6×20=120(分)てな具合で。
最初の40分くらいは天板に落ちた汁も塗ってください。

肉汁も

40分以上焼いたら下に落ちた汁は焦げてきますから、あまり焦げて固まっている部分の近くからは肉汁を拾わないほうが良いです。苦くなりますから。でも液状であればかなり黒くても大丈夫。火傷しないようにちょっと味を見てください。良い味だったら付けた方が美味しいですよ。肉汁とグレーズの凝結、とても美味しいところですから。パイレックスのガラスの容器で焼くと肉汁が上手にカラメル化するのでグレーズと一緒に塗る事ができますが、アルミ箔を敷くといつまでもカラメル化せずに失敗でした。程よく肉汁が焦げる容器が良いです。

焼き終わったらオレンジグレーズがお鍋に固まって少し残っているはずです。これに少し熱湯を加えておくと徐々に液化してきます。これは召し上がるときに切ったハムの上からソースとしてかけると美味しいです。一緒に刷毛の先も付けておくと程よい塩が得られますよ。

出来上がり!
スライスしたハム

小さい肉(650g)の場合は最初から175度C(350度F)で焼いて、8分おきに5回くらい塗って、45分くらい焼いてください。焼けているけどもっと照りをつけたい場合は、焼き温度を落としてください。

こんなに長いレシピ読んで下さって有難うございました!
書くほうも疲れたわい!

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有難う〜!