じいさんが全くインテリアに興味がないと便利なこともあります。
自分の好きなようにインテリアを楽しめるからです。 
壁紙を選ぶ時も、カーテンやソファーのクッションを買う時でも全くもめる事もなく私好みで、一度も相談した事がありません。

ところが物によっては、例えば寝る家具、座る家具等は使い心地も大切だし、何と言ってもお値段もはるものだし、一生物なので流石の私もじいさんを無視できません。 嫌がるじいさんを家具屋さんまで引っ張っていって寝せてみたり、座らせてみたりして使い心地を確認させます。じいさんが唯一気にするのは、色でも形でもなく、使い心地のみ。

でも近年はそれも面倒くさがるようになりました。
9年前にダイニングルームセットを買う時、じいさんの承諾を取りたかったのですが、「自分で決めなさい」と言うのですよ。 「絶対に後で文句を言わない」と約束させてじいさんの確認なしで買いました。

そしたらねぇ〜。

約束通り、一言も文句は出ないのですが、座り心地が気に入らないようで、6点セットの椅子なのに、古〜い自分のお気に入りの椅子を一脚だけを取り替えてしまうのです。 この椅子で3食しますから、四六時中この一点だけがマッチしないのです。 しかもこんなに色も剥げた古い汚い椅子ですよ。

椅子

折角自分の退職祝いのご褒美として買ったダイニングルームセットがセットで置けないのです。 それ以来9年もこの汚い椅子は一脚だけダイニングルームで目障りになっています。 この椅子を見る度に腹が立ちます。 あの時確認してくれたらこれを買わなかったのにと思って。 でも最初の一年は古いまな板を座席にのせて努力はしてくれたので、仕方がないです。 

インテリア音痴は便利と思っていたけど、ここまできたら困りものです。
セットはセットで置きたい気持ち女性なら分かりますよね。 
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