先日息子から私達(じいさん、娘)3人宛てにイーメールが来ました。
「Tちゃん(孫)にシャボン玉の歌とどんぐりの歌を聞かせたいのだけど、CDを買って今度来る時に持ってきて」

このリクエストにはびっくりしました。
息子が自分の子供に日本の童謡を聞かせたいという気持になっていることにびっくりしたのです。 

そしたら娘の返信が
「おじいちゃまからもらったCDがあるじゃない」でした。

そうらしいんです。

父が童謡のテープやCD、昔話の本等をいつの間にか子供達に持たせていたのです。 私は幼少の頃から、童謡にも興味がなく、昔話にも興味がなく、文学にも興味がなく、読んでいたのは新聞の3面記事ばかりでした。  自分がそうでしたから、子供達に日本の童謡を聞かせてあげようとか、昔話を聞かせてあげようとか、思った事がなかったのです。 それに比べて父は孫達に日本語で童謡を教えて一緒に歌うのが何よりの楽しみのようでした。 Chiblits家全員で帰国すると、父は二階に立派なカラオケセットを構えて娘には月の砂漠を歌わせ、息子には赤とんぼをギターで弾かせたりでした。 
 
こんな体験が子供達の心の中に楽しい思い出として残り、日本人のルーツを誇りに思い、この気持を又自分の子供に体験させ、伝えていきたいという気持にさせてくれたのは、父のお陰だと、しみじみと思い、あらためて父がしてくれたことに感謝するのでした。

で、私は早速サンホゼの日本の本屋さんに本を買いに行きました。
GG(嫁)も読めるように英語で書かれた本。

私も父がしてくれた役目を果たしたいと思いました。

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