アメリカの医療保険改革案が民主党内でもまとまらずに行き詰っております。 このままの状態では4600万人のアメリカ人が相変らず病気になっても病院にいけない不安を抱えています。 この保険案が通らない理由はお金がかかり過ぎるからです。 

そこでばあさんの提案なのですが、先ずは保険会社の社長や最高経営責任者(CEO)の年間給与を5千万円くらいに減らしてたら如何でしょうか。 現在ではUnited Health Group(ユナイテッドヘルスケアーの親会社)のCEO、William McGuireの給与が一億2千万ドル(124億円年間)、PacifiCareが338万ドル(三億三千八百万円)、Cignaが1330万ドル(13億3千万円)等、ちょっと桁間違いじゃないか(何度も計算し直しましたけど間違っておりません)と思われるような給与をとっていいれば、保険料が安くなるはずがありません。

医療過誤賠償責任保険も医者達の首をしめているくらいに高いです。 医者達もこんな支払いの為にクリニックをたたんでしまう人もいるくらいに医療過誤賠償責任保険 は高いのです。 ではどうしたらいいか。 医療過誤賠償責任保険が要らないような治療をしたらよいではないですか。 病院は医療者の教育を徹底して安全を図る。 保険が高いから医療費が高くなる。 医療費が高いから保険も高くなる。 悪循環の根を途絶えねばなりません。 

日本では保険なしで大腸の内視鏡検査が3万5千円くらいですがアメリカはその10倍、35万円かかります。 日本で医療費がこんなに高ければ政府は国民健康保険を維持できなくなるでしょう。 先ずは徹底的にアメリカの医療費を下げることが必要と思うのです。 それは誰にでも分かっているはずなのに政治家は資金提供をしくれる企業団体が怖くて手を出せないでいる。

保険会社のCEOのお給料を5千万円にして、残りの300億円で低所得者の保険をカバーしてあげたらどうでしょうか。



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