義理姉からABCのニュースが送られてきました。
2008年のニュースなのですが。
アメリカでオーガニックブームの先端を行っている
全国チェーンのスーパー、Whole Foodsのオーガニック食品についてでした。

ABCのニュースです。


今回新しく知った事は

(1)USDA(米国農務省)は米国内のオーガニックは検査するが、輸入品のオーガニックは検査しない。 

(2)輸入品のオーガニックはUSDAが認定しているQUALITY ASSURANCE INTERNATIONAL(QAI)という代理の会社が行っている。
 
(3)Whole Foodsのオーガニックブランド・"365 ORGANIC"は中国産が多い。

(4)Whole Foodsが契約しているQAIは中国産の農産物の検査を中国のQAIに依頼している。 中国のQAIが許可したものはWhole FoodsのQAIのラベルが付き、USDA(米国農務省)のラベルも入る。 (実際はアメリカのQAIもUSDAも検査していないけれど)

因みにWhole Foodsの農産物がどこ産であるか知りたい方は下のPDFファイルに表が出ています。

http://www.acc-tv.com/images/wjla/news/iteamwholefoodslist052108.pdf

今日は大豆を買いにWhole Foodsに行きました。 大豆は上のリストにありません。 オーガニックの大豆がどこでとれているのか表示してなかったので従業員の方に尋ねたら、「分かりません。 規則ではナッツ類には産地を明記する義務がありますが、大豆とか豆類は明記をする必要がないのです。」と言われました。

家に帰ってオーガニックの大豆をオンラインで買おうと思い、検索したらアマゾンで12キロが29ドルで売られていました。 矢張り産地は書かれてありません。 Living Whole Foodsという会社が売っているので電話で問い合わせたら中国産でした。 


最近のアメリカのオーガニックブームはWhole FoodsでもSafewayでも
消費者へ食の安全を提供したいというよりも
これをチャンスに高値の食材を売って儲けたいという意図がみえているような。 消費者はそういうトレンドに踊らされないで正しく判断して賢い選択をするのが大切だと思いました。



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