rolls


すみません45個って嘘です。 本当は44個でしたの。 
でも44個って書くのは縁起が悪いかなと柄にもなく思ったものですから。
そこまで書いたら折角45個って書いた甲斐もなくなるかな。

先週末は孫の誕生日に嫁から
「バースデーケーキはいいからパンを焼いて」
というリクエストがありました。
パンで良かったです!
アメリカの子供のバースデーケーキとなると
味よりもみかけが勝負ですから。
デコレーションをかなり派手にしないと。
フードカラーは不可欠でしょう。

そんなわけでパンといわれてほっとしたのです。
でも最近は山食パンばかり焼いて
食卓パン系は去年のクリスマス以来焼いていません。
大丈夫かなと思ったのですが毎年プレゼントにしていたくらいよく焼いていたパン。
全粒粉、胡桃、クランベリーの入ったロールパン。
大丈夫でしょう。

と思ったのに
こういう時に限って失敗するのです。
沢山作ろうと思うので一回分の粉を増やすわけですよ。
算数は一応計算機に頼りますから分量は間違いないのです。
アメリカのHBは(象印ですけど)大きいので一回に650gの粉まで平気。
でもこの時点で頭空っぽなんです。
先の事は全く考えていない。

第二醗酵も終わりいよいよ分割になると
こんなに沢山一度に焼けないというのにやっと気が付くわけです。
アメリカの古いオーブンは大きくて一度に沢山焼けそうですが全くそうではありません。 
一応4段あるのですがちゃんと使えるのは中心の一段だけ。
一回分の生地で16個のパンを2段使って一度に焼いたら
230度(450度F)に予熱した温度が
生地を入れた途端にど〜んと175度(350度F)まで下がってしまい
200度まで回復するのに10分もかかってしまった。
セラミック(ピザストーン)を二つ入れたのですから温度が下がるわけですよ。(網を使うべきだった)
しかもコンベクション(熱風攪拌)ではないので上下奥手前
かなりの温度差があるし綺麗に焼けるわけがないのです。
矢張りこんな横着なことをするのはいかんですわ。

で、2度目はやっと頭を使って2回に分けて焼きました。
最初の8個はオーブンで醗酵させて、次の8個は室温(低め)で
醗酵完了の時間をずらしました。
こんなことをしていたら45個になっていました。
でもこれはこれで良しとしょう。
今クランベリーパンをお茶といただきながらこれを打っています。
クランベリーの甘さと酸っぱさがバランス良くとても美味しいです。




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