皆さんのコメントにアメリカのオーガニック食品には遺伝子組み換え(GMO)が入っているのかどうか 意見が分かれているように思いますので調べてみました。 私もず〜っと疑問に思っていた事なのです。 初めて自家製納豆を作った時にアメリカ産のオーガニック大豆を使ったのですが これがGMOのような気がして生産者に電話で問い合わせたら 「GMOではありません」と言われました。   


米国農務省のホームページに「organic regulation/オーガニック規定」という項目がありここをクリックするとアメリカ政府の現在のオーガニック原則が書かれてあります。 それはここ

§ 205.2

Excluded methods/オーガニック栽培で禁止されている事柄です。

遺伝子組み換えの有機体を使う事 (お野菜の場合は種と解釈)
自然環境では起こりえないような方法で成長を促す事

例:細胞のフュージョン、マイクロカプセル化(例:人口たらこ、人口いくら等)、 遺伝子削除、 遺伝子複合、 異質の遺伝子混合等

又、 種に関しては

§ 205.204

遺伝子組み換えされた種は使ってはいけない。  オーガニックの種だけ使う。

と書かれてあるのですがその下に例外が5項目あります。

(例外1) オーガニックの種を仕入れできない場合のみ、もやしのようなスプラウト以外はオーガニックでない種でも使っても良い。
(例外2) オーガニックの種を仕入れできない場合のみ、使用許可されている合成物質が使用されたオーガニックでない種を使っても良い。
(例外3) 干ばつ、洪水、竜巻、火災、地震などの天災による非常時にオーガニックの種が仕入れできない場合
(例外4) オーガニックでない多年草の植物の苗は一年以上オーガニック栽培をすればオーガニックとして売っても良い。
(例外5) 政府から衛生植物検疫措置の為の要請で許可されていない合成物質を使った種

ちょっと例外が多すぎやしませんか。
特に「オーガニックの種を仕入れできない場合」って。
それほどオーガニックの種は入手が困難ということでしょうか。

ばあさんの結論

オーガニックでもGMOの可能性はある。
その%はさっぱり分からない。
GMOでも農薬を使ったお野菜よりははるかに良いと思う。

最近はアメリカ人もGMOを意識する人が増えたような気がします。
というのはね、 この前買ったCostcoの玄米の袋にこのようなラベルがついていましたよ。

2011_09_11_gmo

アメリカではこんな表示は義務づいていないのです。
生産者も消費者を意識してきた証拠ですね。
ルールを変えていくのは消費者次第ということでしょうか。

どうしてGMOは悪いの?って疑問に思う方是非過去記事をご覧ください。 NHKのドキュメンタリーです。
 


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