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「あおいちゃんを救う会」





2011_11_05_butternutsoup

カウンターにあった食塩を見て じいさんが「どうしてヨウ素入り塩を買わないの? 」と言います。 
 
昔 ヨウ素を含まない土地に住んでいるアメリカ人の間に甲状腺腫がとても多かったそうです。 その原因がヨード欠乏であることが分かり、1924年からヨウ素入りのお塩が売られるようになりました。 Wikiに書いてあります。 スーパーには「ヨウ素無し/plain」 と 「ヨウ素入り/iodized」の2種類がありますよね。 私は時々海草を食べるのでヨード欠乏症は全く心配しないのですが考えるとじいさんは海草を全く食べない。 モンタナ州育ちのじいさんは小さい時から余程ヨウ素の大切さを叩き込まれたようです。

この数年 天然の海塩(natural sea salt)を使っているのですがラベルに「ヨウ素は入っていない」と書かれてあります。 ならばじいさんにも海草を食べてもらうしかないですね。  海草=臭いと思っている人に何を作ったらいいか...と考える...そこで思いついたのが

ピーナッツカボチャのスープ!!!
スープの出汁を海草でとればいいだけのことですよ。


ピーナッツカボチャのスープの作り方

(1) 蓋付きのお鍋にお水とだし昆布を入れて60度Cくらいまで温めてそれを2時間くらい保温にしておく。 又は寝る前にだし昆布を湯に入れて一晩室温で置いてもよいでしょう。

だし昆布 20cm平方くらい
湯 8+1/2カップ (アメリカでは7カップ)

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(2) 昆布を取り出す。 あとはいつもの通りに別のフライパンで玉ねぎ、 セロリ、 にんにく、 あれば赤パプリカを炒めてだしスープに入れる。 ピーナツカボチャは四角に切りスープに入れる。 月桂樹の葉、 オレガノも加えて沸騰させ灰汁を除く。 蓋をして弱火でお野菜が柔らかくなるまで煮る。

玉ねぎ大 半個 縦に薄切り
セロリ 1本 さいの目切り
にんにく 1片 薄切り
赤パプリカ 1/3個 あれば さいの目切り
人参 1本 皮を剥いて半分に折る
ピーナッツカボチャ(butternut squash) 1/2〜1個 皮をつけたままさいころに切る とろみが多いスープには1個
月桂樹の葉 1枚
オレガノ 少々
黒胡椒  少々

(3) 野菜が柔らかく煮えたら半分程野菜、人参を取り出してミキサーでピュレにする。 スープに戻して塩を加えてもう一度熱くして仕上がる1分程前にペストソースを加える。 ペストソースがない時はバジルの葉を加える。 ペストソースもバジルの葉もなくてもOKです。 ペストソースの作り方はこちら

塩 小さじ3/4
ペストソース 大さじ1 あれば
なければ バジルの葉  4枚程 みじん切り これもあれば
黒胡椒 少々

山出し昆布でとった出汁は自然の甘味があって流石です。 じいさんは「Awesome! /うまい!」って言いましたよ。 海草の出汁だなんて露も思っていません。 完全に騙されています。 と思ったら自分が食べようと思っていた長さ5cm程の昆布がじいさんのスープに入っていて「これ 何?」って言われてしまった! 

でも美味しいものは何に使っても美味しいのだ。 じいさんには実に勿体無いくらい...なんて言ってはいけませんでした。   ヨウ素は毎日少しずつ人間の体には不可欠なものだそうですから骨付きチキンに出し昆布を少し合わせて使うようにしましょう。  じゃないとこの昆布5回で使い切ってしまう〜〜〜。


シリコンバレー今朝は晴天で只今外は13度C.(55度F) これから草取りをします。 皆さんも良い日をお過ごしください。 今日もご訪問有難うございました。
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