カイシャさん経由で届いた中央大学名誉教授 田中拓男先生から届いたメッセージです。

ブログを持っていらっしゃる方、是非拡散をお願い致します
「地球を巡る祈りの輪」へお誘い

 みなさん、「地球を巡る祈りの輪」に参加していただけないでしょうか。大晦日、2011年が終わる時刻に、大震災で亡くなられた人々、特に子供たちに追悼の祈りを捧げていただきたいのです。各国それぞれ、23時45分から、カウントダウンが始まる直前の23時50分までの5分の間に、ほんの少しの時間でもよい、大震災と犠牲者(児童)のことを想って心の中で追悼の祈りを捧げて欲しいのです。地球上の各国でカウントダウンに時差がありますので、多くの人々の追悼の祈りは、地球を巡って大きな輪になります。この世を去った子供たちも、地球上を巡る大きな祈りの輪に気づいてきっと慰められるでしょう。

 「亡くなられた人々」
 過ぎ行く今年は、千年に1度の大津波の中で多くの人々が波にさらわれて行きました。東北で約2万人、宮城県だけでも行方不明者を含めて11,455人という恐ろしい数の犠牲者が出ました。宮城県全体の公立学校では、362人(教職員12人)、うち石巻市では182人(教職員12人)、東松島市33人、名取市24人と、一挙に多くの幼い命が消えて行きました。

 「私の追悼の言葉」
 津波にさらわれ苦しみの中で亡くなった幼い命、その子たちを救おうと懸命に努力しながら力絶えた先生、その無念と悲しみを想うと胸が痛くなります。さらに、愛する人の死を悼むご父兄/ご家族/先生の深い悲しみ、心の傷は、決して簡単に癒せぬものと思います。せめて私のできることは、児童と先生の亡き魂を鎮魂し、永遠の安らかな眠りを祈ること。この子たちがこの世に生きて短いながらもそれぞれ愛する家族とともに幸せで楽しい人生を送っていたこと、そして、この貴重な人生が突然の大津波の襲来で断たれたこと、それをいつまでも心深く記憶に残し、忘れないようにしたいと思います。今年の終わる直前の短い時間、亡き児童への追悼の祈りを捧げ、新しい年に、与えられた命を大切にしながらお互いに慈愛と思いやりの心で助け合っていきたいものです。

 ご協力ありがとうございます。皆様のご健勝を祈念します。
プロジェクト代表 中央大学名誉教授 田中拓男

お祈りの時刻は今貴方様が住んでいらっしゃる現地時間で12月31日23:45〜23:50 、5分間のお祈りです。

追記:
クリスマスカードの御礼    代表 田中拓男

 みなさん、本当にありがとうございました。みなさんの暖かい心のいっぱい込もった励ましのカードが、日本全国および世界約40カ国から被災地に届きました。中には、ダライラマ法王、曹洞宗大本山、18都県の知事、4大学の学長、前大臣、前経済連会長、外交官など多くのVIPカードも含まれています。各国の色々な模様の美しいクリスマスカードには、被災地の子供に話しかけるみなさんの想いの熱が込められ、その言葉や絵の優しさに深く感動しました。
 12月16日、「畠千春ピアノリサイタル」会場ロビーの、大きな壁面いっぱいに、さらに10個あまりの籐籠の“クリスマスタワー”に、約4000枚のカードが色鮮やかに展示されましたが、ロビーに流れるピアノ演奏の鎮魂と復興の祈りに、みなさんもカードで参加していただきました。被災地の方々は熱心に見て回り、大変喜ばれていました。  子供たちも直接カードを手渡しされて嬉しさに笑顔いっぱい、この様子は翌日毎日新聞社会面に掲載されました。また、19日の読売新聞夕刊にも東北特集の写真の1枚に入りました。夕方のテレビニュースにも短く報じられたと方々から連絡がきました。その後、朝日新聞埼玉版(25日、朝日新聞オンライン)、埼玉新聞(22日)でも、クリスマスカードの話題が報じられました。
 宮城県の小学校の終業式は12月22日で、急ピッチでカードの学校別袋詰め作業を進め、市町の教育委員会と連絡をとりながら「サンタ隊」が小中学校74校に約13000枚のカードを届けました。石巻市の大川小学校では、児童は1日しか見ることができないといいながらも届いたカードが学内に展示されたそうです。荒浜小学校はじめ多くの学校から、カードを手に喜ぶ児童の写真が届けられましたが、一部はfacebookの専用HPにアップされる予定です。みなさんの暖かい励ましが被災地の子どもに届いたようで、本当に感激しています。受け取った子供から直接みなさんにお礼状を出すことは、厳しい環境の中で非常に困難ですが、この喜ぶ写真で子どもたちの感謝の気持ちを汲んであげて下さい。
 現在まだ大量のカードが届けられており、最終的に2万6千枚から3万枚のカードを107校以上に届けられる見通しです。VIPカードは石巻教育委員会で保管掲示される予定です。国内外からの一人一人のカードがこんなにも積み上み上がったこと、みなさんに感謝しています。ありがとうございました。


お祈りに参加してくださり有難うございます。
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