再び東北大震災被災者支援のバザーのお知らせです!
今回は被災地に物資支援の活動をしていらっしゃる「暖愛フロムシリコンバレー」さん達の主催です。
12月11日 Atherton市で10時〜2時半まで。
詳細はこちらをご覧下さい。

消費者はどれが遺伝子組み換え食品であるか知る権利があることに賛同の方は ここからFDAに貴方の声を送りましょう。 

アメリカのエネルギー源を2030年までに再生可能エネルギーに変える嘆願書を2013年に議会に提出する予定だそうです。 その署名はこちら  

devider

1月程前ですか 運転中にラジオを聞いていたら面白いお話を放送していました。
アメリカでも発酵食品が体に良いことは一般にも知れ渡ってきて
Costcoにもプロバイオティック(醗酵菌)のサプリメントが売られているくらいなのですが
ラジオを聞いていて驚いた事は
麹菌が慢性鼻炎に効果があるというのですよ。

麹菌=お料理 じゃないのですよ!
麹菌=鼻 ですよ!

ラジオでお話をしていた
UCサンフランシスコで研究をしているSusan Lynch教授によると
健康な鼻にはこういう醗酵菌系のバクテリアが一杯生きているけど
慢性鼻炎を患っている人の鼻にはバクテリアがいないのだそうです。
特に注目しているのがお酒を造る時の醗酵菌ですって!
つまり麹菌ですよね。

人間の体はどの部分も多種のバクテリアで守られており
その構成は体の部分でも違うし人それぞれに違う。
抗生物質を飲むと悪い黴菌だけでなく
体にとても大切なバクテリアを殺してしまい
(ここまではもうよく知られています)
殺されて一生戻ってこないバクテリアもある。
薬のみでなく加齢と共に体のバクテリアの構成もかわってくるそうです。

抗生物質を飲む回数が多いと戻ってこないバクテリア。
一生 体から消えちゃうのですね。
そこでDr. Lynchが考えている慢性鼻炎の治療方法は
抗生物質やステロイドの薬は使わずに
塩水で黴菌を除去して 患部に必要なバクテリア(麹菌)を植え付ける。
その植え付けるのがお酒を造る時の醗酵菌なんですよ。

では麹菌なら食べたら 鼻まで行かないの?。。。と思ってしまうわけですが
答えはちゃんと行くのだそうですよ!
大腸内で沢山の良い醗酵菌が生きていると
大腸から離れている部分でも つまり鼻腔でも皮膚でも黴菌が育ち難くなる。。。
つまり病気への抵抗力を高めると言うことですね。
でもDr. Lynchの仮説的な治療法は直接患部にバクテリアをつけるというのです。

そしてですね もっと面白い事を言っていましたよ。
健康な若い時に自分の排泄物を排泄物バンク(fecal banking)に保存するのだそうですよ!
丁度手術の前に自分の血液を保存しておくような感じで。
そうすると将来 慢性の消化器や呼吸器の病気になった時
この排泄物に住む同じバクテリア群を育てて体に再び戻してあげる。。。というわけです。
fecal(排泄物)といっても医学的意味では大腸の壁かもです。
 
発酵食品が良いことは日本ではもう昔から言われていることです。
でもこうしてアメリカの教授が英語で発表してくれると
私の家族はやっと信じてくれるのですよ。
今日は アメリカの家族、親戚一同にNPRのリンクを送りました。
反応は大きかったです。

アメリカ在住の皆さん 麹菌やカスピ海ヨーグルト、エビオス(Brewer's Yeast)の素晴らしさを分かってくれない家族に是非下のリンクを送ってあげてください。

Microbes Benefit More Than Just The Gut


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