2007年にアメリカ市民権を取って以来
先週 初めて陪審員の召喚状が届きました。
10年程前 じいさんはサンホゼのダウンタウンで起こった
殺人事件の陪審員になったのですが
その時テレビドラマの様な裁判の体験談を聞いて
私もず〜っと陪審員になってみたいと思っていました。


ところが問題は英語です。
果たして私には裁判を100%理解する英語の力があるのだろうか。。。
とてもとても責任重大なお役目ですから
興味本位でしてみたいでは無責任です。
テレビドラマやニュースを見ている時
時々 肝心な言葉が分からない為に
曖昧な部分が残る時があるんですね。
裁判に曖昧なところが少しでもあると正しい判定はできません。
それに 裁判の途中で 
「ちょっとちょっと! 今のは分かりませんでした」
なんて言えないでしょう。
巻き戻しもできませんしね〜。

早速 オンラインで「英語が分からない」という理由で「辞退申請」を出しました。
ところが5日後に見事に申請は否定。
申請却下の葉書には
「英語が十分であるかどうかは裁判官が決めますから決められた日に出席するように」
と書かれてありました。

陪審員をしてみたいとず〜っと思っていたのに
いざ こうして召喚状を目の前にすると
矢張り私には人を裁くなんてことはできないと思えてきました。
英語が分かるかどうかの問題以前に
私には合わないお役目のような気がします。
トレイボン・マーティン射殺の裁判の陪審員のインタビューを思い出しました。
自分の道徳と良心では判定できず 
法律のみに従って無罪と判定せざる得なかった
涙ながらの陪審員のインタビューがありましたね。


「私は人を裁くことはできません。」
こんな理由はもっと通らないのでしょうね〜。


大切な一日を楽しく過ごしましょう。 (今日も自分へ)
最後まで拙文をお読み下さりありがとうございました。
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