息子がサンフランシスコの大学院にいた年ですから
1998年か1999年のお話です

寮の傍の公園をじいさんと歩いていると
驚いた事がありました
中年の女性と一緒に歩いていたトイプードルが
ちびに瓜二つだったのです

毛の色から 顔の表情から 勿論胴の長さまで
その時 ちびは2歳か3歳で家でお留守番

余りにも似ているので言葉をかけずにいられませんでした

この犬のブリーダーさんはどちらですか?

これは私の犬ではないのだけど
飼い主の話ではCampbell市のトイプードルのブリーダーさんと聞きましたよ
  とその女性は答えました

思った通りだ!
ちびの兄弟に間違いない!!  

1996年9月 隣町Campbellのトイプードルのブリーダーさんの居間で 
カーペットの上を小さな縫いぐるみの様な子犬が4匹走り回っていました

4匹とも男の仔でした
1匹 赤毛の女の仔がいたのですが
向いのソファーに一足先に座っていた若いカップルに
買われたところでした

私は一匹ずつ 膝に乗せて遊んでみました
活発で一時もじっとしていない仔
膝から降りようとする仔
自分も〜と膝に這い上がりたい仔

その中で一匹だけが凄く落ち着いていて
膝に乗せると 自分の場所を見つけた様に
座りこんで 撫でられるのを喜んでいるようでした
この時 この仔だっ!と通じるものを感じたのですね
思わず娘と顔を見合わせてしまう程でしたよ

4匹の中から全く迷う事もなく選んだのがちびだったのです

あの時のちびの兄弟や妹はどうしているのだろうと
この19年 時々思っていました

数年後Lawrence Expresswayを運転していたら赤毛のトイプードルが散歩しているのを見た事があります
あの赤毛はちびの妹だったのでしょうか

今でも時々ちびの兄弟達は未だ生きて居るのだろうかと思います

あの時の子犬が19歳半になりました

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19年間 失恋した娘と息子(二人とも失恋経験あり)を癒し
病気の私を元気づけて
今でもこんな恰好をして私達を笑わせてくれるちびです

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なので今はちびに恩返しをする時なのです


今日もちびは元気です!
又元気な一日になりますように!
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