
ターキー胸肉の準備

2000年の春でした
鹿児島の飛行場に着いて 鹿児島市内行のリムジンバスに乗り
吉野で下りてそこからタクシーで実家に向かいました
実家に着いたら美味しいちらし寿司が待っていました
お刺身がのっていない 田舎のちらし寿司
油揚げや卵 紅ショウガが入ったちらし寿司
何て美味しいのでしょう
凄く美味しい! 有難う! と言いました
横に座っていた母が 嬉しそうに
美味しいでしょう お母さんが作ったのよ
と言いました
後で分かったのですが これは時々庭掃除とお食事を作ってくださるKさんが作ったちらし寿司でした
母に
本当の事を言わないとKさんにお礼を言いそびれてしまうでしょう・・・
と困る様な口調で言いました
母は気まずそうなとても悲しい顔をしていました
あの時の母を思い出すといつも涙が出てきます
何て 酷い事を言ったのでしょう
娘にちらし寿司を作ってやれなくなった母が
嘘でも良いから自分で作ったと言って娘を喜ばせたかった
そんな母の気持ちを深く考えることもなく
嘘は良くないでしょう・・・なんて
あの時の母にもう一度会いたいです
いつも家に帰る時は私の好きな物を作って待っていてくれて
有難うと言いたいです
自分が母の年齢になって今は母の気持ちそのままです
してあげたい事ができなくなるのは
本当に悲しくて歯がゆいことですね




居なくなったラスタは悪い事をしているのではと 探しに行きます
お手数をおかけしますが
色々とクリックしてくださると嬉しいです
ちびは20歳4ヶ月のトイプードルでした



コメント
コメント一覧 (32)
その歳にならないと分からないことがあるんだと、頭ではわかっているつもりでも、つまりだったなと改めて痛感しました。
親の思いを汲む…当然ですが自分の先の人生を歩んでいるわけで、
知り得ない、経験していない思いもたくさんあるよな、と気づくきっかけをいただきました。
親が子にしてやりたいと思うその気持ちははかり知れない、
…残念ながら関係が良くない場合もあるとして、
関係が良好であるならば、その思いは子の想像をはるかに超えるものなのでしょうね。
お母さまは、そんな情の深い方だったんですね。
このエピソードを後悔している時点で、その情の深さをまた受け継いでいらしゃるのでないかと思いました。
大切な思い出を、こうして教えていただきありがとうございます。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
私は母とは理想の母娘ではありませんでした。
でも、もうこの歳になったら、そんなことは関係ないです。残り少ない時間を悔い無く寄り添いたいです。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
アンマーは沖縄の方言でお母さんの事です
『アンマーよ 私はあなたに言ってはいけない 決して口にしてはいけない言葉を 加減もせずに投げつけては あなたの心を踏みにじったのに アンマーよ あなたはそれでも変わることなく私を愛してくれました』
『度が過ぎるほどの頑固さも 我儘も 卑怯な嘘も全て 全てを包み込むような愛がそこにはありました あなたの元に生まれ落ちた事はこんなにも幸せだった 今頃ようやく気付きました こんな馬鹿な私だから』
この曲を口ずさむといつも涙してしまう私です。
心に残る後悔ってありますよね。
若気の至りと言えばそうなんですけど、走って行って口を塞げたら良いのにと思う記憶が私にもあります。
このブログを読んだので、今も元気で居てくれる両親に「ありがとう」と明日言おうと思います。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
年上の友人が<母の気持ちをもっと大切にしてあげれば良かった、と、今になって思うのよ。物忘れが酷くなって、だらしなくなってしまって、どうしてきちんと出来ないの、とイライラ、理解しようと寄り添わずに、批判的な目で見ていて。
今、自分が、気持ちはあっても 身体が動いてくれなくて、あの時の母の気持ちを思うと、本当に申し訳なかったわ>と。 お母さまは102歳のご長寿でした。
私は息子が二人とも独身ですので、母の気持ちどころか、親の子を思う気待ちも解らないでしょう。 子どもが幸せであれば、それだけで、私には充分に親孝行。 何かで読みましたが、長寿社会の今は、孝行したい時に親は無し、ではなくて、孝行したくないのに親がいる、だそうです。哀しい現実ですね。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
カルフォルニアのばあさん
が
しました
20年近く前に、私も同じようなことをして母を傷つけてしまいました。
夏休みに私は幼い長男を連れて、妹は子供を3人連れて帰省したのです。
二人とも外国に住んでいるため、帰省となれば1、2週間の長居が当たり前だったのですが、私と妹は自分たちの子供の世話に忙しくて、母の手伝いどころではなく全部母におんぶに抱っこでした。母も最初は張り切って食事の用意をしてくれていたものの、やはり疲れてきたのだと思います。そのうちイライラしてきて・・・そのイライラが私たちにも伝わってなんだか険悪な雰囲気に。
とにかく母は手を抜くことをせず、昔堅気に頑張りすぎるところがあって、しかも父はそんな母をあまり手伝わないし、ついつい言ってしまったのです。
「私たちはお父さんとお母さんといろいろ話をしたくて帰ってきてるの。おいしいご飯を毎日食べたくて帰ってきてるんじゃない!」と。
言ってうちになんだかいろいろ悔しくなってきて、涙が止まらなくなってしまい、母も泣かせてしまいました。
そのまま長居をすれば、もっと母を苦しめそうで私は予定を1週間早めてアメリカに帰ってきてしまいました。
母はただ私たちをもてなしたかっただけ、母の一番のもてなしは美味しい料理を食べさせることだったのに、それを否定してしまったのです。
時間もたってそんなわだかまりもとっくになくなってしまいましたが、今度は私が、大学生になった長男が帰ってくるたびにせっせと彼の好きなものをこしらえているのです。私も母と同じです。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
帰国すれば作ってくれるもの、という期待は、いつの頃からか消えました。
あの甘い卵焼きやかんぴょうや椎茸、、、あのちらし寿司を作る母は歳をとり
もう、作ることができなくなっていました。
ちらし寿司は無理でも、と母に卵焼きを作ってあげました。
パクパクと美味しそうに食べてくれました。
今度いつ帰ってくるのかという母の問いにはいつも、はぐらかすようにちゃんと答えられず、また、今度ね、、、、と。
別れる時が辛くて、まともに顔を見れなかった自分がいました。
母が亡くなってもう直ぐ7年。
私も、もっと母に教わっておけばよかったこと、してあげればよかったこと、、、色々こみ上げてきます。
最後に会った時、母の足の爪が伸びていて、うまく切れませんでした。
そのことが心に残っています。
その半年後に母が亡くなりました。
こんな娘で、本当にごめん、という思いと、こうして生きさせてもらっていることに感謝は忘れてはいけないな、という思いです。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
良いお話を伺いました。涙が出ました。私は男兄弟の中の一人娘で気が強く、頑固で我儘で向こう見ずで・・・、母の心配の種を全て抱えている様な娘でした。キツい表現で母をなじったりすることが何度もありました。その度に母は黙って俯いて「そうね‥あなたの言う通りだわね、私は駄目だわね‥」と言ったものです。子供達が全員家を出た後は何かにつけて私に電話をして来る仲良し母娘でした。娘を持ってよかった・・と心の底からそう言って呉れていました。私が若くて勢いも盛んだった時代、母のやり方がどうしても間違っていると思って注意する事が多かったのですが、あの時母はどんな思いだっただろうかと、そればかりが思われて仕方ないのです。そんな娘を全部包み込んで呉れていた母でした。ぬー様が紹介下さった唄の通りの人でした。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
私は、昨年亡くなった父に、生前にもっともっと感謝の気持ちを伝えたかったです。破天荒で無鉄砲で思ったことは何がなんでもやりたくなる私を、ずっと見守ってくれていた父にもう一度会って「色々と迷惑をかけたけれど、いつも見守ってくれてありがとう」と言いたいです。
父は、長い間毎日日記を書いていて私を含めて母も妹も何を書いているのか、もちろん知りませんでした。亡くなって半年経った頃、母がようやく遺品の整理をする気持ちになり、当然父の日記を読まずに処分しようとしたのですが、父が毎日何を思い書いていたのか知りたくなり、読み始めたそうです。
そこにはもちろん、会社での出来事や趣味のゴルフの成績、社会での出来事に対する不満や意見などなど書いてあったのですが、父の母や私、妹に対する気持ちも書いてあったそうです。
父は昭和一桁の気骨で曲がった事が大嫌いで、怖いという思いの方が強くてどうやって会話をすれば良いのか分からず、私と妹は何となく近寄り難く一歩おいて接していました。
でも、日記に書かれていた父の私達に対する気持ちは予想に反して愛があふれるものでした。
面と向かって言ってくれればもっと普通に会話ができたしもっと父の気持ちを分かって感謝の気持ちを言えたのにと、後悔ばかりです。
今は毎朝晩、父の写真に挨拶と感謝の気持ちを伝えてます。
こんな後悔がないように、来年こそは日本へ帰って母に感謝の気持ちをいっぱい伝えたいです。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
日本に行く前に読んで良かったです。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
涙してしまいました。
昨年父を亡くし、最後に会ったときにもっと優しくしたらよかったと悔やまれます。
母にはもっと沢山感謝の気持ちを伝えたいなと思いました。
ありがとうございました。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
もう直ぐ息子が日本から一時帰国します。2年ぶりです。コロナでロックダウンの噂もあり心配な状況ですが、コロナの後遺症で疲れが酷くても、頑張って息子の好きなフランス料理を作らなければと思います。高齢まで後一歩の年齢ですが、Chiblitsさんのブログや皆さんのコメントを読ませて頂いて、大変参考になりました。
コロナで毎年会える保証はありません。出来る時に出来ることをやって後悔の無いようにしなければと思います。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
今となってわかる気持ち
どちらも正しくて愛おしいですね
私も同年代で母を亡くして6年
色々なことが思い出されます
私の母も嘘をつくことがありました
〈White Lie〉です
そういった方が喜ばれると思うのでしょうか
私はわかっていても嘘をついてほしくなかった
ので母の嘘を飲み込むことができなくて
今懐かしく密かに悪かったなと後悔しています
歳をとってわかること多いですね
カルフォルニアのばあさん
が
しました
2回目の嘘の話も覚えています。
体が思うように動けないのに chiblitsさんが、喜んでちらし寿司を食べている姿を見たかったんですよね。
私にはそんな親戚がもういないので もう少ししたら買ってきたちらし寿司を
家のお皿に入れて「朝から大変だったわ〜」というかも(笑)
50代の体 60代の体と 年々変わってきます。
それが今やっと分かりました。
また、私も母に会って 優しくできなくてごめんね またありがとうと言いたいです。
ふりえる時間を与えて頂きありがとうございました。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
私の母は80歳になり、日本で柴犬と二人暮らしをしているのですが、実家に帰ると、私と孫息子のために料理を作ってくれます。私は、料理よりも掃除洗濯の方が好きなので、母はもっぱら料理、掃除と後片付けは私という役割分担。息子は小さな頃から「おばあちゃんのクックが大好き」なので、私というより孫においしいものを食べさせようと張り切ってくれるようです。朝食からして、孫には「どこのモーニング定食?」というような栄養満点のプレートが出される(私は自分のものは自分で用意、と言ってもパンを焼くだけ 笑)ので、ハワイに帰ってきて、私が手抜きの朝ごはんを出すと「おばあちゃんのと全然違う、、、」と言われます。母が元気でいるうちに親孝行しないといけませんね、、、でも、いつまでも元気でおいしいものを作ってほしいなあ、、、。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
Chiblitsさんの後悔の気持ち、ずっと忘れられずにおられたのですね。
何かコメントを残したいと思うのですが、
書いては消し、書いては消し…です。
後悔をすることはしたくないけれど、
避けられないものですね。
Chiblitsさんの後悔が、私に後悔をしないように教えてくださいました。
ありがとうございます。
もっと気持ちを伝えたいのですが、上手に書けません。
ごめんなさい。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
グランプリ受賞おめでとうございます!
これからもよろしくお願いします。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
こちらのブログを知ったのはプードルを飼い始めて、プードルブログを見ていて、くろまめちゃんの所で、チビッツさんのクリスマスのチキンの作り方が紹介されていました。それでこちらのブログを見たら、高齢のプードルちゃんがいることを知ってとても驚きました。あれから、何年かは毎年チビッツさんのレシピでチキンを焼きました。今でもそのプリントアウトはちゃんとファイルしてあります。母は大変気に入ってお正月にも作りたいと言って、静岡在住なのですが、お正月に丸ごとのチキンは売っていなくて、東京に年末ちょうど用事があって、東急のフードショーで予約して買って作ったのを覚えています。最近は私も忙しくなってしまったり、大きなチキンを食べられなくなってしまったりで作っていないのですが、寂しいですね。
母もプードルも病気になりましたが、今まで通りの生活に戻れるよう頑張ってくれています。
チビッツさんのチキンのレシピのお礼を言いたいとずっと思っていたけれど、なかなか、書けなくて、今回はお母様の事も書かれていたので、母も願望的な嘘を言うことが最近あって、コメント書きました。
ずっとお元気で、ブログ続けてください。良い休日をお過ごしください。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
もう途中から涙がどばどば出てしまいました。
私にも凄く後悔していることがあります。その思いが、Chiblitsさんの思いに重なってしまって、もう涙の洪水です。
娘は時に何て残酷なことをするのでしょうね。
ああ、お母さん。ごめんなさい。
Chiblitsさんのブログのコメント欄で書くことではないのかもしれないのですが、なんだかChiblitsさんと一緒に抱き合ってお互いにおんおん泣いている思いです。
アメリカは今日が確か感謝祭。どうぞ良い心静かな時間をご主人のじいさまとラスタ君とお過ごしくださいませ。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
カルフォルニアのばあさん
が
しました
カルフォルニアのばあさん
が
しました