
残ったサワー種で作ったお好み焼き

2017年Tubb Fire の時も強風の夜でした
夜の12時いつものようにニュースを見ていると
カリストガで火事が発生 風が強いので拡大を心配したニュースでした
カリストガからサンタローザまでどのくらい離れているのだろうと思って
地図を見ると、山を挟んでかなり離れています
息子に電話をしようかと思ったのですが
起床5時で仕事に行く息子の睡眠を邪魔しない方が良いと思い そのまま寝ました
それから3時間後 午前3時に電話が鳴った時
火事だ!
と瞬時に思いました
着の身着の儘で逃げた
今 そちらに向かっているから5時ごろ到着する
1月前からお父さんの家で同居始めたばかりだったことは
一緒に逃げることができたので
奇跡的に幸運な事でした
別々に住んでいたら
息子たちはもっと遅れて火事に気が付き
火元に近いお義父さんの家に助けに行ったでしょう
そしたら皆がもっと危険な目に会っていたはずです
今でも背筋が冷たくなる思いです
あの夜 あまりにも風の音が凄いので
嫁ちゃんはなかなか眠れずに
夜中に庭に出たと言っていました
それからやっと眠りに落ち、電話の音で目が覚めました
電話は出た途端に切れたそうです
目が覚めた嫁ちゃんは風の音がひどいので 外を見ると
空は真っ赤で火事はそこまで迫っていたのです
それから皆をたたき起こして 本当に着の身着のまま
車に乗るまで2,3分もなかった
お義父さんはメガネも無し 靴も無し
皆 寝巻のままでした
あの電話が5人の命を救ってくれたのです
一体誰からの電話だったのでしょうか
私達は亡くなった嫁ちゃんのお母さんと
亡くなった私の父が電話を鳴らしてくれたのだ・・・と信じています
でも今日は色々な記事や記録を読んで
あの電話が誰だったのか分かったのです
カウンティーは警報を鳴らすと
道路が渋滞になり 消火活動ができなくなることを懸念して
警報を出さなかったのですが
一部の地域にreverse 911をしたと書かれてあるではないですか!
これだったのだ!
reverse 911とは911の反対で 911から市民に電話をかける
初めて知りました
あの時の電話は911からだったのです
それでも嫁ちゃんのお母さんと
私の父が守ってくれたと信じる気持ちは変わりません
今 ニュースを見る度に皆が元気にしていることに感謝の気持ちで一杯になります
今日のニュースでは未だ11%の鎮火率と言っています
毎日この%を見続けていたことも思い出します
火は息子の仕事場まで迫っていました
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ちびは20歳4ヶ月のトイプードルでした

コメント
コメント一覧 (4)
亡くなった方が直接に受話器を取って電話をするわけではありませんから、お二方が守護霊(という言い方が良いのかどうかわかりませんが)となって各方面に働きかけたからこそ、Reverse911へと繋がったのだと信じます。
「命あっての物種」と言いますが、本当にその通り、着の身着のままで逃げたことが正しかった、と思う出来事でしたね。
できる限りの準備は怠らず、でもいざという時には、という気持ちで、私も胸に刻んでおこうと思います。
カルフォルニアのばあさん
が
しました
本当に着の身着のままで避難されたのですね。足がすくんでしまう様な状況の中、息子さんご夫婦の判断、行動が皆さんの命を守りましたね。日本は30年前の今日は、6434名が亡くなった阪神、淡路大震災の慰霊の日です。同じような体験の方もいたことでしょう。その時高速道路が崩落しバスが半分落ちかけ止まりました。助かった運転手さんが「一秒早くても一秒遅くても運命が変わっていた」と今朝話されていました。運命は紙一重ですね。本当に今、幸せでも何があるかわからない人生。その時、運命は受け止め、息子さんご夫婦のような冷静な判断、行動をとれたら良いですが、、、。高齢になり日々無事を感謝し、不幸なニュースのない日を願ってます。
カルフォルニアのばあさん
が
しました